｢かつや｣ の ｢とん汁｣ は …

｢小｣ が、120円

｢大｣ が、160円と …

その価格の差は

わずか ｢40円しか｣ ありません

そして、40円しか

差がないのにもかかわらず …

器のサイズは

小と、大とで、けっこう違っていて (笑)

第一感で

｢小｣ に決めていたお客さんのうち

かなりのお客さんが

｢大｣ に、変更している様を

店内で観察することが出来ます (笑)

もし …

◎ 60円の差だったら？

◎ 80円の差だったら？

◎ 100円の差だったら？

そのように考えると

この ｢40円差｣ という設定が

いかに ｢絶妙＝ぜつみょう｣ か？

価格を決めるポジションにいる方には

非常に参考になる好例だと思います！

ちょっと、計算してみます (笑)

① 1人前が ｢40円｣ 違います

② 1日で20人が …

　 ｢小｣ から ｢大｣ へと

　 変更するとします (笑)

③ 1日で (40円×20人)

　 ＝｢800円｣ の、増収となります

④ 1ヶ月間で (800円×30日)

　 ＝｢2万4000円｣ の、増収となります

⑤ 1年間で (24000円×12ヶ月)

　 ＝｢28万8000円｣ の、増収となります

⑥ ｢かつや｣ は

　 全国に ｢約320店舗｣ あります

　 (28万8000円×320店舗)

∴ 全店で

　 年間 ｢約9200万円｣ の

　 … 増収となります！

とん汁1杯
わずか ｢40円｣ の
｢価格設定｣ が …

このような現象を

生み出しているわけです (笑)

　↓ ↓ ↓