kyupin信者たちの「気晴らし(トラウマ回避)」と香山リカの「新型うつ病」 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

kyupin信者たちの「気晴らし(トラウマ回避)」と香山リカの「新型うつ病」

教祖さまに寄せるコメントを読むと、税金の無駄遣いのカクテル処方薬漬けで、社会的機能喪失のドロドロの廃人。

信者のブログを見ると、おしゃれなカフェでランチしましたなんて記事しか書いてない。

香山リカの「新型うつ病」と構造的には同じ。


112回日本精神神経学会学術総会:千葉幕張で発表の「新型うつ病に見えた遅発性交通事故トラウマPTSDのセルトラリン(Jゾロフト)治療」では、初診で交通事故トラウマだけでなく、家族間トラブルトラウマも傾聴できた。患者は交通事故のことは話す気でいたが、家族間の悩みは話すつもりは最初はなかったと。
他の自称精神科医なら交通事故のことさえ聞き流す。私が真剣に傾聴したから、ラポール形成されて家族間の悩みも話したのである。

単一のトラウマではPTSDは発病しない。トラウマ複合体を形成している。ピエール・ジャネの精緻な診断なら時間的層構造が明らかになるが、私の診断技術では団子(複合体)みたいにしか把握できない。

後の診察ではトラウマについては話さない。話さなくても私は忘れはしないし逃げもしない。患者もそれがわかっているから、話さなくても私と顔を合わすだけでトラウマと向き合い続けている。

1ヶ月は気晴らし(パチンコ、釣り、晩酌)するな、家の周りをブラブラ散歩するだけにしとけ休日はと言い続けた。

気晴らし(トラウマ回避)するとトラウマと向き合わないからである。

その後の1ヶ月のJゾロフト服用は飲み方もやめかたも本人まかせ。薬が直接本人に治療効果も卒業時期も教えてくれるから、本人が薬の声をよく聞けばいいだけだった。