コビーズベースボールスクールのレッスン時間は90分です。生徒さん達は毎週一回(中学生は2回コースもあり)通ってくれています。


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*写真は2013年韓国独立球団高陽ワンダーズのトレーニングルームにて。僕です。



90分のうち技術練習の時間は20〜25分で、その他は身体(能力)づくりに取り組んでいます。

時々「技術指導メインじゃないんですね」と保護者さんから聞かれます。
スクールでは技術指導だけにウエイトを置いた指導はしない方針です。

それには理由と役割があるからです。
実は僕(小林亮寛)がコビーズを設立する前に感じたことがキッカケです。

実は現役中、オフシーズンには個人指導を行っていましたが、その頃は技術指導がメインでした。
曲がりなりにもプロとして、外国人選手として色んな経験をさせて頂きましたので、引き出しの多さには比較的自信を持っていました。

指導を始めると子どもたちは直ぐに結果を出してくれました。結果、に関してはどういう基準で判断されるかは様々ですが「試合で良い結果が出るまでの時間の早さ」「確率」「安定度」を上げることに注力しやっていました。

手前味噌ですが、直ぐに変化は現れます。親御さんも「もう直らないと思ってました」と驚いてくださいます。しかし、逆にその選手のキャパシティ(身体能力、機能性、表現力など)をフルに使うところまで直ぐに上がってしまうのです。ここで満足する方も多いのですが、そこから先を目指そうとすれば結局のところ、身体づくりが必要となるのです。

それに、技術指導は情報を一時的に与えることが主な作業になってしまい、選手の脳が記憶出来なかったり忘れてしまうと、これまで習慣化されている動作(筋肉の反射反応)に引き戻されてしまうため、過度な反復練習が必要となります。もちろん、反復練習は効果的な練習方法の1つですが、やり方を間違えば時間が掛かるのと投手であれば故障のリスクが高まってしまうのが悩みのタネでした。

そこで「フィジカルトレーニング」や「成長の仕方」をサポートし、選手自身に学んでもらおうと言うのがコビーズベースボールスクールの狙いです。

「答えは1つではない」と言う大原則に従えば、中学校、高校、大学、社会人、プロと沢山の指導者さんやライバル達と出会うと思います。そこでも多様な技術指導を受けることは出来ます。また、情報化社会の現代では理論やアイデアは余るほど手に入れることが出来るようになりますから、表現力が豊かで強い身体を作って欲しいと思います。

学校での勉強も同じだと思います。
授業で出た数式や情報がそのまま社会で目の前に出てくることは少ないと思います。しかし、考える力や計算する力、読み解く力や覚える力、それらをどう効率よく行うかの方法を学ぶためには必要な時間で、早い時期(小中学生)にしっかり取り組んでおいた方が良いですよね。

コビーズベースボールスクールの内容については、一般の方や野球経験のない保護者さんには、確かに分かりにくいかと思います。設立をする時に「どう伝えて行くのか?」と悩んでもやはり答えは出ませんでした。「スクールに来てくれる生徒達が理解し、成果に繋がれば少しずつ広まって行くだろう」と信じてスタートしました。

お陰様で、故障がちだった選手が故障を克服しチームの主力として活躍していたり、メンバーにも入れずにいた生徒が高校入学からメンバー入りを果たしたりしています。彼らの成長に繋がる役割として我々は、様々な選択肢を創り続けて参ります。

大人が子ども達の成長をサポート出来る社会を作っていきたいですね‼️




コビーズベースボールスクール
福岡市博多区麦野2丁目13-27
☎︎ 092-516-1345




o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」