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「確かに夢に向かって挑戦をすれば失敗をすることは沢山ある。だけど、失敗は間違いじゃないんだ。失敗を恐れて挑戦しないと言う選択自体が大きな失敗なんだよ。」


と、先日、プロを目指している若い選手達に話しました。


何かを仕事にする。例えばプロ野球選手を目指す場合、それを職業にするんだ理解しなければなりません。プロ野球選手は個人事業主(経営者)です。


ですから、いつまでにどのレベルまで自分の仕事の質を上げるのか。そのためには何が必要で何が無駄なのか?の事業計画(トレーニングではピリオダイゼーションと言います)を立て、経費やスケジュールを計画する必要があります。


テスト(契約を取りに行くための営業)に向かうためのアポ取り、経費(交通宿泊費など)、テストのやり方(自分の何が売りなのか:プレゼンの仕方)、契約を取って仕事をする(チームの勝利に貢献する)ための自分の役割への理解や今の自分に必要なことを明確にする、などなど。


もしも野球選手を職業にしたいのであれば、やらなければならない事は沢山あります。


ただ野球の練習やトレーニングをしていても職業として食べて行くことはできません。野球に限らず、いくら勉強をやっていても職業として何かを成立させるためにはそれ相応の必要なスキルがあります。それは、その世界に飛び込んで行こうとしなければ得られるものではないのです。


圧倒的な実力と実績があり、自分のやるべき業務を誰かが代わりにやってくれるレベルの選手は周りがお膳立てをしてくれることもあります。その選手はそこに感謝を忘れてはなりません。



趣味や学生野球とは違うレベルに持っていかなくては、お金を頂くなんてことは社会が認めるはずがありません。


全ての野球選手がプロ野球を目指すことが正しいことだとは思いません。人生に野球のある生活は野球を愛する者としてこの上ない喜びだと思うからです。


しかし、本気でプロを目指すのであれば職業野球選手としてこの時代を生き抜く、挑戦をして欲しいと思うのです。


コビーズにはそのヒントが沢山用意してありますから、ドンドン活用して欲しいです。



必ず最後は来きます。だからこそ、その最後のその日まで、一生懸命に生きて欲しいと心から強く思うのです。