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「加計学園疑惑」のこれが核心?背景にグループの赤字事情 民進党加計学園疑惑調査チーム宮崎岳志衆院議員へのインタビュー(7/21配信デイリー新潮概要)↓

 

加計理事長は、安倍総理に獣医学部新設についてゴルフや食事のとき依頼したことはなかったのか、証人喚問に応じ、明らかにすべきだ。

 

◆ 昨年201611月の国家戦略特区諮問会議で、獣医学部新設には①“広域的に存在しない地域に限り”と、さらに翌月12月に②“1校に限り”という条件が付いた。

①・②の条件から加計以外に獣医学部を新設したいとしていた京都産業大学には不利になり(関西には一つ獣医学部があるので)、“加計ありき”で話が進んでいたのではないかと疑われるようになった。

◆さらに“来年(2018年)4月開校”という条件が付いた。この5月、内閣府の地方創生推進事務局長(当時)が委員会の席上、獣医師を所管する農水省と擦り合せることなく、加計学園の要望で開校時期を決めていたと明かした。      

しかし、議事録の類も残っておらず、その経緯は判然としなかった。

 

だが前川文科省前次官が本物と証言した8枚の文

書が出てきて、すべてがはっきりした。文科省は、十分な準備期間を取って“再来年(2019年)4月開校”というスタンスだった

ところが萩生田官房副長官らが介入し、“総理のご意向”として、“来年(2018年)4月開校”をごり押しした。京都産業大も獣医学部の新設を目指していたが、断念した理由の1つは開校が間に合わないということだった。

加計理事長はなぜ“20184月”にこだわったのか?

「今治加計獣医学部問題を考える会」の武田宙大共同代表によると:

「加計学園グループは20以上の学校を有していますが、採算が取れているのは岡山理科大くらいしかありません。他の千葉科学大や倉敷芸術科学大は定員割れが続き、赤字が慢性化している。その結果、岡山理科大の黒字で補填せざるを得ない有り様です」

 少子高齢化の波には逆らえず、経営に翳りも見え始めた。そのうえ、多額の借金も抱えているという。

15年の3月から、岡山理科大と倉敷芸術科学大のキャンパスを担保にして、日本私立学校振興・共済事業団から50億円を超える借り入れをしています。実は、この利息の返済を、来年の3月から始めなければならない。もし、来年の4月に獣医学部を新設できず、補助金はもとより学生から入学金や授業料が入らなければ首がまわらない事態に陥ってしまうかもしれないのです」(同)

 

 

その他加計の獣医学部建設には補助金詐欺疑惑も浮上。[デイリー新潮(週刊新潮 2017713日号掲載記事概要]

現在、加計学園が愛媛県今治市で進めている獣医学部新設の総工費は約192億円。そのうちの半分、96億円を県と市が補助金で負担することになっている。

「今治加計獣医学部問題を考える会」の村上治共同代表が指摘する。

621日、今治市議会に獣医学部新設にかかわる資料の一部が提出されました。それは建設費の見積書だったのですが、施設は全部が“鉄骨造り”で、費用はトータルで約148億円になっていた。それに対し、施設面積は約9840坪なので、単純に計算すると坪単価は約150万円です。ところが、特殊な機能が求められる大学病院レベルの建物でも、坪87万円が相場。加計学園の建物はケタ違いに割高なのです」