「ゴーゴー幽霊船」をアコギアレンジで歌いました♪ ※追記あり(2次創作についてなど) | マンガ好きミュージシャンhiro’

マンガ好きミュージシャンhiro’

漫画について・創作物の発表・映画について、その他テーマを決めて個人的見解などを語ります!
※更新頻度:月数回

X(旧ツイッター)の140文字では語り尽くせない想いを存分に味わってください!

こんばんは。hiro’です。
3月になりましたがまだ寒い日が続きますね。
酒飲みの僕としては早くお花見がしたいです(笑)。


「ゴーゴー幽霊船」とはニコニコ動画で圧倒的人気を誇る米津玄師(ハチ)さんの楽曲です。
カラオケランキング上位に入っている楽曲は、ボーカロイドを使用したものなわけですが(※1 マトリョシカ、パンダヒーロー etc)、今作はご本人が歌っています。

↓ このアルバムに収録されています♪


ボカロ曲を創っている人達が歌うと、「良いとこもあるけど、なんか惜しいな」ってことが多いのですが、この曲に関してはそういうことを感じなかったです。

ところで、僕はボカロ曲だから歌うというタイプではないです。
弾き語りをずっとやってきた人間なので、好きな曲があれば敬意を持って聴きこんでから歌うわけです。
なので、今回も、去年の夏投稿したZONEの「secret base-君がくれたもの-」のように、はたまた、去年の春前に投稿したflumpoolの「春風」のように(※2)、アコギアレンジして歌いました。


歌は、キッチリと、そして、アタック感が出るように心がけました。ハモリは原曲のものを少しだけアレンジして歌いました。

ギターは、原曲にかなりよせてアレンジしました。数本のギターを録音しています。キーとテンポは原曲通りです。
ちなみに、けっこうオリジナリティを加えているところは、1、2番のAメロです。

コード進行は自分流にしてまして、僕はこんな感じで弾いてます。
------------------------------------------------------
[Intro]~[A]~[B]
始めは N.C. → Gm7 の ワンコード

[サビ]
Gm7 E♭M7 D7 Gm7 の 繰り返し → 最後は N.C.

[Inter]~[2-A]~[2-B]
Gm7 の ワンコード

[2-サビ]
Gm7 E♭M7 D7 Gm7 の 繰り返し → 最後は N.C.

[Inter2]
Gm7 の ワンコード

[3-サビ]
Gm7 E♭M7 D7 Gm7 の 繰り返し → 最後は N.C.

[Outro]
Gm7 C7 の繰り返し → 最後は Gm7
------------------------------------------------------


動画は、原曲のもの(米津玄師さん作成)を使わせてもらっています。



そんなわけで、今回も視聴してもらえると嬉しいです♪
そして、感想などもコメントで残していただけると嬉しいです!

上記の動画のニコニコ動画ver.へのリンクです
上記の動画のYouTube ver.へのリンクです


カラオケ(インスト)バージョンも投稿しました(カラオケ動画については、らふどんさん作成のものを使わせてもらっています)。
ギターだけ聴きたい方、歌いたい方はそちらも聴いてみてください^^

上記の動画のニコニコ動画ver.へのリンクです
上記の動画のYouTube ver.へのリンクです


・カバー&コピーについて

[前置きとして]
そもそも、米津玄師(ハチ)さんはカバーに対してあまり好意的ではありませんが「やりたければやればいい」というスタンスです。だからといって、原曲をバカにするようなカバーをするのはモラル的に問題なのでやめたほうがいいと思います。 

そして、米津玄師(ハチ)さんの「ゴーゴー幽霊船」は現在、JASRACの信託楽曲なので、ニコ動・YouTubeでオケをつくって歌うのは法的にも問題ないです。

[ソース]
2012/2/29(僕がこの動画を投稿する前)、2012/6/12、2012/6/29(動画投稿後にも)の計3回、米津玄師(ハチ)さんがツイッターで発言しています!→ https://twitter.com/hachi_08

JASRAC作品データベースで、権利者名「米津」で検索!→ http://www2.jasrac.or.jp/eJwid/



今回の投稿に多少関係もしている僕なりの音楽論も書き残しておきます。

僕は路上ライブもライブハウスでのライブも長いことやっていてミュージシャン仲間はたくさんいます。
その中で、自分の曲を歌ってほしくない・演奏してほしくないという人には会ったことがないです。 
自分の曲を敬意をもってコピーしたりしてくれるのは非常に嬉しいことです。

とはいっても、アコギにしてもバンドにしてもコピーするのは簡単なことではないから、その努力をしてまでコピーしたいっていう熱意が嬉しいのかもしれません。
容易に手に入るオケに、原曲を聞き込みもしないで歌うという行為に対しては「失礼だ!」と思う人もいるでしょうし、いることにも納得できます。

僕自身、原曲に対して忠実にコピーしてほしいと思うのですが、原曲通りでない部分こそがその人の個性であったりもするとも思うのです。
だから敬意があるなら「好きにやっていいよ」と僕は言いたいです。

僕自身も、違法であったり、本人に「勘弁してくれ」と言われなければやっていくつもりです。

まとめとしては、『だって、クラムボンの「LOVER ALBUM」(カバーアルバム) 最高じゃん!』といったところです。



・カバー 及び トリビュートアルバムについて

続けて、今回の動画説明文にも音楽論にもカバーアルバムが好きだと書いているので、好きなカバーアルバム、トリビュートアルバムについても書き残しておきます。

カバーアルバムでいうと、上記のクラムボンや、Bank Band、椎名林檎さんのカバーアルバムはクオリティも高く、なおかつ、原曲にはないオリジナリティも感じられて好きです。

トリビュートアルバムでは、スピッツや、ピロウズ、尾崎豊さんのトリビュートアルバムなど好きです。
実力派アーティストが多数参加しているので、バラエティに富んでいて華やかさ、そして、お得感も感じられます。
まぁ、バラエティに富みすぎて聞かない曲も多少は出てきてしまいますが(笑)。

いずれは、僕のトリビュートアルバムを、というのはさすがに今の僕の立場では言い過ぎだと思いますが、まずはカバーアルバムを制作できればと思っています。



・ニコニコ動画における「歌ってみた」について

--------歌ってみたとは(ニコニコ大百科より)---------
歌ってみたとはニコニコ動画のカテゴリタグの一つ。自らの歌声を動画に収めて投稿したものである。カラオケ音源に歌声をのせる、もともとボーカルトラックのない楽曲に歌をつける、伴奏まで自分で用意する、完全オリジナルソングを用意するなどの多様な形式がある。

タグの定義自体は人間が「歌っている」ことがメインであるため、カバーであるかオリジナルであるか、という区分けはない。だが、ニコニコインディーズが2011年12月13日よりカテゴリタグ化したため、完全オリジナル曲はニコニコインディーズタグをつけたほうがいいかもしれない。

現状では、ニコニコ動画で広く知られているアニソン・ゲーソンおよび、ボーカロイドオリジナルなどのニコニコ動画内で発表された作品をカバーしている作品が多い。なお、ニコニコインディーズにおいて、歌入りのオリジナル曲にこのタグを付けることが推奨されていることから完全オリジナル曲も増えつつある。

かつてはボカロが歌う動画も歌ってみたに分類されることがあったが、VOCALOIDのカテゴリ化以降はなくなっている。

なお、市販の楽曲で「歌ってみた」を行うのは本来著作権法に触れる行為だが、ニコニコ動画ではJASRAC・イーライセンス・JRCの著作権管理会社3社と包括契約を結んでいるため、これらの会社が管理している楽曲は原曲の音源やPVなどをそのまま使わなければニコニコ動画上においては問題にならない。「演奏してみた」も同様。ちなみに、YouTubeでもこの3社と同じ内容の包括契約を結んでいる。つまり、YouTubeでも同様に問題にならない。

------------------------------------------------------

つまり、ボーカロイド曲を歌うのが「歌ってみた」ではないです。
だからこそ、現在でも「ボカロオリジナルを歌ってみた」というタグも健在なわけです。


ではなぜ、ボカロ曲の歌ってみたが大多数を占めているのか?
そこにはいくつか理由があると思います。

まず、ボカロ曲の場合、動画の権利者は本人にあることが多いので、本人が歌ってほしくないという場合以外には権利の問題が解消されるからでしょう。
大百科にも書いてある通り、JPOPを市販のカラオケ音源などをバックに歌った場合は、違法であり、削除対象になります(現実的には、厳しくは取り締まられていないと思いますが)。


そして、もう一つの理由としては、非常に親切なことに(音楽活動してきた身からすると凄いことです)オケを公開してくれていたりするからでしょう(オケ公開についてはこの後さらに詳しく書きます)。
逆にそれに慣れすぎて、「オケがないものは歌っちゃだめなんだ!」という概念にまで発展しているようですね。


「オケがないから歌っちゃだめ!」じゃないんです。
一番問題ない「歌ってみた」は、著作権管理会社が管理している楽曲を自らが演奏したりしてオケを作って、歌うことなのです。
もちろん、原曲を著しく貶めているような作品は問題だと思いますけどね。


ちなみに、アニソンを歌ってみたというのもけっこう盛んですし、少ないですが、ニコニコインディーズ曲を歌ってみたという動画もあがっています。
実際、僕の知り合いが以前あげていて聴きにいった覚えもあります。


まとめます!
上記の一番問題ない歌ってみた以外は、個人と個人の話です。

ボカロ曲にしても何にしても、僕が歌ってみた結果、作者本人が「気に入らないから消してください」と直接言ってきたら、当然のことながら従います。
もしくは、権利者はニコニコ動画に削除申請も出せると思うので、権利者が削除申請を出して削除されたならそれも仕方がないと思います。
誰かの著作物を借りる(使用する)というのはそういうものだからです。


・オケ公開について

誰でもわかると思いますが、オケ(歌なしのインストバージョン)をわざわざあげるのは手間です。
最終形の音源の設定を若干いじったりして、音声ファイルを書きだして、チェックして、サイトにあげたり、補足説明文を書いたり..。

曲をアレンジしている時にボーカルパートをミュートして、オケのバランスをチェックすることはよくありますが、わざわざ書きだしてチェックすることはあまりありません。
当然のことながら歌モノの楽曲の場合、一番に聞かせたいのは歌です。
だから最終的に書きだした歌ありの音源が完成されていればそれで問題ないわけです。

もちろん、オケも何十、何百時間かけて創っているわけで、それだけでも聴いてほしいです。
でも、それを一般の人に求めるのはなかなか難しいです。
やっぱり歌を聴く為に曲全体を聴いている人が大半ですからね。

最近のCDにはあまりカラオケバージョンが入っていませんが、昔は基本的にシングルにはカラオケバージョンが入っていました。
物凄く好きな曲で歌う為にカラオケバージョンを聞く(流す)ことはよくありましたが、好きな曲だからオケもじっくり聴いてみようと思ったことはありません。
今は、アレンジャー的な仕事をすることもあるので、たま~に、カラオケ音源を聞くこともありますが、ほぼないです。
そもそも、アレンジがどうなっているか、というのを勉強するのも歌ありの音源でもさほど問題はないわけですから。

というわけで、オケを公開するというのは、「歌ってもらう為」という理由が大部分を占めるでしょう。
僕は基本、自分の曲を歌ってくれる人がいたら嬉しいですが、オケを公開するのは若干手間だと感じます。とはいっても公開してます。
耳コピして、オケを自分でつくって、歌ってくれたりする人がいればいいですけど、かなりハードルが高くなってしまいますからね。

ここまで読んでもらえればわかったと思いますが、まとめると、オケを公開している人達が多い(ボカロ)業界というのは非常にありがたい(稀な)存在であり、オケを公開していなくても歌ってほしいと願っている人はたくさんいるというわけです。


・三次創作について

基本的には、大歓迎です(オケも公開していることがほとんどです)。
ただ、二次創作をつくるのもけっこうな手間暇かかっているので、元動画へのリンク・名前の記載・コンテンツツリーの親作品登録はお願いしてます。

とはいっても、これは基本形で、今回の「ゴーゴー幽霊船」は別です。

ここまでの本文中には書いてこなかったですが、動画を公開した当時は、米津玄師(ハチ)さんの言葉(ツイートなど)を曲解したファンの方々に散々、誹謗中傷されました(詳しくは、米津さんの2012/2/29のツイートを確認してみてください)。

僕の投稿以前から、別の方の(いわゆる)歌ってみた動画でも、いわれのない誹謗中傷があったので、関係のないとこから飛んでくる火の粉にまでは対応できないと思い、オケ公開はしませんでした(「お前がオケを公開するから歌う人が出てくるわけで、お前が元凶だ」と言われる危険があったわけです)。
それでも勝手にインスト版をDLして、歌ってみたの三次創作をあげた人もいましたが、外国の方をのぞき、ほぼ全員がことごとく誹謗中傷コメントを書き込まれていました。
その三次創作動画上で僕を誹謗中傷しているコメントもありました。

そんな状態が毎日のように続き、三次創作動画をあげてた人の大半は動画を消していきました。
もちろん、僕以外の二次創作動画も当然、叩かれまくって、削除する人が相次ぎました。
僕自身も今回の動画とは関係のない動画にまで毎日のように誹謗中傷コメントを書き込みしてくる人達の相手をしているのはきりがないので、一旦、動画を非公開にしました。

その後、米津さん自身が、そういった現状を変えようと思ったんでしょうね(僕はそう受け取れました)。
2012/6/12、2012/6/29のツイートを見てもらえばわかる通りです。
改めて、二次創作については、やりたければやればいい、と発言するわけです。

そこで、僕も再び動画を公開状態に戻し、今日に至るわけです。
そこからは、ファンの方々も、米津さんの言葉を理解したのか誹謗中傷コメントはありません。

ですが、この動画に関しては、当初の考え通り、オケを公開するつもりはないです。
またいつ、三次創作動画や僕の二次創作動画が誹謗中傷されないともわからないですからね。
リスクは少なくしておきたいな、と。

ただ!僕はニコ動っていうのは、二次創作・三次創作、そういった文化によって盛り上がった(盛り上がっている)サイトだと思うので、勝手にDLして、歌ってみた動画を投稿したところで、怒ったり削除申請を出すことはないです。「許可はしないよ」というだけです。
当然、投稿するなら元動画へのリンク・名前の記載・コンテンツツリーの親作品登録もよろしくです(笑)。



長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた。次のブログで会いましょう。


hiro’



※1 ハチ(米津玄師)さんの作品




※2 hiro’によるアコギアレンジ作品