金曜は、また新宿Wildside Tokyo。
数日前にTwitterで、韓国の元(?ではなく今も在籍している?)WALKIN AFTER Uのギタリスト、Ji-a Song嬢のニュー・バンド、VINCIT OMNIAが来日して10、12日に都内でライヴをする(12日はCRESCENDO)という事を知ったので、なんとか駆けつけた。7月には、HEAVY GAUGEというバンドで来日しているが、 見られなかったので、今回はなんとか!という気持ちが強かった。(且つ、WALKING AFTER Uでも彼女はかなりの存在感があったし…。)

まずは、AZAZELのベース、Yuri嬢がサポート参加している、戸部まりがトップ。ギターのみ男性で、戸部まり嬢とリズム隊は女性という編成だが、シンガー以外はサポートという形態である。AZAZELではかなりハデなメイクをしているが、今日はナチュラル・メイクのYuri嬢。やはり太く且つドライヴするベースで引っ張っていく。
2曲目は祭囃子のようなリフが面白い。MCではメンバー紹介をして、最後にまり嬢をYuri嬢が紹介する形となった。3曲目では最初にサビの部分をオーディエンスに歌わせて、曲をスタート。サビは大合唱になる。計6曲演奏したが、まり嬢のフロントマンとしての佇まいが良い感じだった。

http://mxaxrxi-tobe.info/

2番手は、7th Croth。
こちらは、女性ヴォーカルで楽器陣は全員男性という編成。ベース氏は、赤く光るLED付きの5弦ベースを使っている。このベース音が独特の低音で、それほどギターがへヴィなバンドではなかったが、重い感触があった。基本的には少しハードなポップスという感じである。(ELLEGARDENをへヴィにしたような?)
組んだばかりのバンドということだが、勢いがあった。衣装もナチュラルな感じがなかなか良い。
ドラマー氏がかなり細かい技を入れる感じで、バラードのイントロではマレットを使っていたりしていた。

http://twitter.com/7thcroth

次は統一した衣装のMERRY FREAKS。
編成はやはり、女性シンガーと男性のバック陣という形。ドラマー氏のセッティングが凄く個性的で、ツイン・ペダルでバスドラ1つで(ドラマー方向から見て)左にツータムがタム・スタンドに乗っている。そしてバスドラの上にはスプラッシュ2つ。そして足は靴が2色に光る電飾が入っている物を使っているので、タム・スタンドの下からツイン・ペダルの足の動きが凄く良く見える演出。タムはそしてかなり水平のセッティングだ。
音楽的にはアップテンポな曲中心の普通のロック。オーディエンスにはサイリウムを持つ人がかなりいた。

http://www.mrfr-project.com/

ラス前は、紗良。
ソロ・シンガーで、バック陣は男性。衣装は皆クールな印象。1曲目は少々ポスト・ロック的な感じのナンバーだったが、他は普通のポップなロック。今回出た中では最もソングオリエンテッドな楽曲である。
MCは凄くこなれている感じがした。

http://www.facebook.com/sala0501saku/

そして、トリはVINCIT OMNIA。
(ちなみに、今日はバンドの転換などの時は全てBGMはMOTLEY CRUEの「GIRLS, GIRLS, GIRLS」なのだが、実は今日は、ファースト「TOO FAST FOR LOVE」のメジャーのELEKTRAから出る前にインディーズのLeathürからオリジナルのミックスの出た日なので、ファーストをかけてほしかった。まあ、Wildside Tokyoなので、4枚目の1曲目は重要なのであるが…。)
幕が開くと、メンバーが後ろ向きで立っている。そして、なんと、Ji-a嬢はギター/ヴォーカル!1曲目は少しへヴィなロックンロール。Ji-a嬢は、「私達は韓国から来ています!」と日本語でMCして、タイトなビートの2曲目へ入る。3曲目前で日本語が達者なドラマー氏がかなりしゃべる。この3曲目のバラードがかなり良い感じだった。Ji-a嬢のヴォーカルも多少、ハスキーな感じがあるが、魅力的である。4曲目もドラマー氏が「次は映画『アイアンマン』の曲です。」と言って、なんと、AC/DCの"Back In Black"をカヴァー。(「アイアンマン2」のサントラは実質AC/DCのベスト・アルバムとなっている。)
5、6曲目を演奏して、「アンコール!」の声で1曲、アヴリル・ラヴィーンの(マリリン・マンソンとデュエット?した)"Bad Girl"のカヴァーを演奏した。こちらもJi-a嬢の声に合っている感じであった。

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(I can't write this report in Korean. But I write in English, because Ms. Ji-a may see this report either.)

And the last band was VINCIT OMNIA.
(By the way, this day, at the interval when converting the band, all BGM was MOTLEY CRUE 's "GIRLS, GIRLS, GIRLS". But actually, this day is the day that their 1st album "TOO FAST FOR LOVE"'s original mix was released from Leathür records(independent lebel) before release from ELEKTRA(major lebel). So I had wanted to listen to 1st album. The first song of the 4th album is important though. Because of "Wildside Tokyo".)

The curtain opened, the members standed while turning to the back. And What a surprise! Ms. Ji-a was on the guitar & vocal! The 1st song was a slightly heavy rock and Roll. Ms. Ji-a said by Japanese "We are from Korea!" and the band entered to the 2nd song with tight beat. Mr. drummer who speaks Japanese well talked considerably before 3rd song. This 3rd song (ballad) was fairly good feeling. Ms. Ji-a's vocal was also somewhat husky, but attractive. Drummer also said before 4th song. "Next is the song of the movie "Iron Man", and they played AC/DC's "Back In Black"'s cover. (Actually, "Iron Man 2" soundtrack is AC/DC's best album.)
They played the 5th and 6th songs. And they played Avril Lavigne 's cover "Bad Girl"(featuring Marilyn Manson) by the voice of "Encore!". Its song fitted the voice of Ms. Ji-a.

http://www.facebook.com/BandVincitOmnia/