皆既月食観ましたか!?

 

 

昨日11月19日は、ほぼ完全な皆既月食」を観測できる日でした。

 

こういった、いわゆる天体ショーはそう頻繁に観られるものではないので、とても楽しみでした。

 

しかし、迎えた当日の天気は、あいにくの雨。

ただ、雨は降ったり止んだりを繰り返していたので、時間帯によっては雲間が切れる瞬間もありました。

月食のピークは18時ごろと聞いていたので、その時間に空が晴れることを願っていましたが、、、

 

 

ご覧の通り、雲に邪魔されることなく撮影することができました!

 

これを撮ったのが17時58分だったので、ほぼピークに近い状態の月をみることが出来ました。

スマホで撮った写真にしては、上出来ではないかと思う反面、明るさの調整が上手くいかずに、公園のイルミネーションの灯りが眩しく映ってしまいました……。

(撮影場所の札幌・大通公園では、クリスマスシーズンに合わせたイルミネーションを毎年実施しており、とても綺麗です)

 

 

 

さて、冒頭から「ほぼ完全な皆既月食」だの、数十年に1度だの、そもそも「皆既月食」って何だよ、って感じです。

 

ということで今回は、「月食」について、自分の勉強がてら軽くまとめていきたいと思います。

 

 

 

「月食」という現象は、太陽と地球と月が一直線に並ぶことによって起こるものです。

以下の画像のような位置関係です。左から、太陽・地球・月と捉えてください。

(ちなみに、左から 太陽・月・地球と並ぶと「日食」になりますが、本題に沿わないので今回は扱いません)

太陽から出ている光が、地球に遮られてしまい、月に届いていません。

月は自ら発光しているわけではないので、こうなってしまうと、月の表面は真っ暗になってしまいますね。

 

 

でも、普段月は夜空にピカピカ光っています(欠けているときもあるけれど)。

それはどうしてなのでしょう。

 

 

「月食」が頻繁に起きないことから分かるように、普段は、太陽と地球と月が一直線に並ぶことはありません。大体は以下のような位置関係になっています。

上のような位置関係では、太陽から届く光が、地球に遮られることなく、月の表面に届きます。

つまり、太陽と月を直線で結んだときに、それを遮る障害物がないということです。

 

それが反射し、地球に届くことによって、あたかも月が光っているかのように見えているのです。ほほう。

 

 

では、太陽と地球と月が一直線に揃うとどうなるのか。

太陽と月を直線で結んだときに、それを遮る障害物(地球)がありますね。

こうなってしまうと、太陽の光は月には直接届きません。

 

 

この状態では、月は太陽に直接照らされることはないのですが、地球の陰から漏れ出た太陽の光がちょっとだけ届きます。

太陽が出す光は、量も明るさもめちゃくちゃスゴいので、地球ごときでは完全に遮ることは出来ないからですね。

 

 

月食が起こると月がぼんやり色づくのは、地球の陰から漏れ出た太陽の光によるものです。

月食と聞くと、赤い月をイメージする方が多いと思いますが、色のつき方は大気の状況によるようで、必ずしも赤く色づくわけではなく、黄色や茶色になったりもするようです(詳しくは「色の散乱」で調べてみよう)。

 

ちなみに、「月食」は英語で「luner eclipse」というそうです。めちゃくちゃカッコいい

 

 

 

では、月食について何となく分かったところで、「皆既月食」の「皆既」って何やねん。って話にも触れていきたいと思います。

 

 

「月食」には大きく分けて2種類あり、

地球の影に、すっぽり月が収まって(先ほどの画像のような状態)出来る「皆既月食」と、

地球の影に、一部だけ月が被って出来る「部分月食」があります。

 

 

この、「地球の影にすっぽり月が隠れる」ことを「皆既食」とよぶのだそうです。なるほど。

調べた限りでは、「皆既」という単語は、天体にしか用いられないようです。

 

 

ちなみに、「皆既」か「部分」な月食は、1年に0~3回ほど観られるそうです。

じゃあ月食は大した珍しい現象じゃないじゃん。って感じる方もいるかもしれません。

 

しかし、月は夜の間しか観られませんから、月食は、太陽と地球と月が一直線に並ぶタイミングと、日本が夜になるタイミングが一致して初めて観られる現象なのです。

仮に月食が日本時間のお昼に起こったとしたら、当然日本から月食を観ることはできません。

そう聞くと、珍しさを感じませんか?感じてください。

 

 

 

と、少々長く語ってしまいましたが、

結論としましては、「月食ってすげー」ってことです。そういった珍しい天体現象を観ると、いつも心が躍らされます。

 

ちなみに次に日本で月食を観られるのは、2022年11月8日だそうです。ワクワクですね。

 

ではではこのへんで~

 

 

原稿終わった~~~!!!

 

 

これ、絵描きとして活動を始めてから言いたかった台詞の1つでした。〆切に追われに追われ、だいぶギリギリの状況でしたが。。。

 

来週の11月23日(火・祝)開催の「歌姫庭園」というアイマス系同人誌即売会に参加する予定でして、人生で初めて自分の創作物を売る側に立つことになります。

 

 

2年前に初めて同人即売会へ赴いたとき、創作されている方とそのファンの方が直接コミュニケーションを取っている場面を何度も見かけ、「自分も創作を通じて、色んな人と交流してみたい!!!」と強烈に心を動かされたのを覚えています。

まさかそれが、2年経っていよいよ実現しようとは……あと1週間が待ち遠しいですね。

 

 

さてここ数日、文字通りイラスト漬けになっていたら、創作について語りたくなってきたので、

ここでは、自分と絵の関係性についてお話しようと思います。

 

 

 

 

昔から「絵を描く」という行為が好きで、物心ついた頃から何冊ものノートを絵で埋めてきました。何がきっかけで絵を描くのが好きになったかは忘れてしまいましたが、その当時から、絵を描く目的は、自分の思考をカタチにして残しておくためであることは変わっていないと思います。

 

 

人間は、たくさんの事を思考したり、想像したりすることが出来ます。時には、ものすごいことを考えつくこともあります。しかし、せっかく考えついたものも、何か目に見える形で残さないとやがて忘れてしまいます。

文章で残したり、音で残したり、絵で残したり……残すための手段はさまざまありますが、私には「絵」が合っていたようで、何か思いついたり、見たり聞いたりしたら、すぐに絵として描き残す習慣が付いていました。

 

 

町中で何か綺麗なものや珍しいものを見かけたら、家に帰ってすぐ絵を描く。想像が楽しくなってきたら、その脳内イメージを絵に起こす。楽しいことがあったら、それを忘れないうちに絵にする。

小さい頃からこんなことばかり繰り返していたので、いつしか自分の生活から「絵」が切り離せなくなりました。むしろ、自分の考えを文章で表現するのが苦手になってしまい、自己表現のためにも絵を使うようになりました。

 

 

さて、そうして残された絵は、時間が経てば経つほど効果を発揮します。

時間が経った後、過去に自分が描いた絵を見ると、当時いつどんな事を見て、考えて、どう思っていたのかが何となく感じ取れ、その時の光景が脳内に再構築されていきます。そうすると、当時の感性がいまの感性に乗算され、ものの見方が少し変化するような気がします。

 

 

今の自分では考えつかなかったことが、かつての自分が持っていた(忘れていた)感性を思い出すことで、その思考の助けになることがある、ということです。

これは創作活動においてとても有益なことだと思っています。アイデアに煮詰まった時は、昔のおえかき帳などを引っ張り出してきて、パラパラ見ていると、だんだんひらめきが生まれる……なんてことがしばしば。

 

 

先述のとおり、絵には「どこで・いつ・どんな状況で・どのような事を考えていたか」という情報は、モリモリ含まれています。つまり、自分の思考を絵に残せるということは、絵を通して、自分の思考を周りの人へ伝えることができるということです。これに気づいたのは、実は3年前でして、この気づきをきっかけに、本格的に創作活動を始めることになりました。

 

 

私はいわゆる二次元オタクです。オタ活をしていると、キャラクターやコンテンツに対して自分が思うこと、考えることを、周囲と共有したいという欲求がしばしば生まれます。

自分は文章で何かを伝えるのが苦手(この文章も頑張って書いています)なので、その代わりに絵を描いて、それを周囲を共有できるんじゃないか!?ということで、TwitterとPixivにイラストをアップするようになりました。

 

 

今まではデジタル端末上でのやり取りしかありませんでした。

しかし冒頭にお話した通り、憧れていた直接やり取りが出来る場面が来週に控えているということで、ワクワクが止まりません。

 

 

ご来場される方々と、色々お話できることを楽しみにしながら、1週間を過ごそうと思います。

では、このあたりで失礼します。

(文章の締め方が相変わらず苦手です……)

 

 

 

こんばんは~

 

気が向いたので、日記のようなものを書こうと考えていたのですが、きょう知人と会話していてふと思ったことがあったので、それについて綴りたいと思います。

 

 

   ●    ●    ●

 

 

「ことば」には勿論、語源がありますね。

 

 

正直、ことばの語源が分からなくても日常会話で困ることはないので、気にせず使っちゃう人がほとんどだと思います。自分もそうです。「みかん」とか「メロン」とかの語源なんて知らないです。

 

 

ただ、調べたくなるほど興味を強く惹かれたら調べるようにはしています。地名の由来なんかはついつい調べちゃいますね。北海道の地名はアイヌ語由来であることが多いのですが、それぞれどんな意味のアイヌ語から取られているかを調べると、結構面白いです。これについては、後日記事にしようと思っています(いつになるかな)。

 

 

 

さて、書き出しに述べた今日の会話で何をふと思ったのかというと、

 

トランジスターグラマー」って、なんで「トランジスター」な「グラマー」なの?

 

ということです。

 

 

 

そもそも、「トランジスターグラマー」とは、「小柄だが肉体的に魅力のある女性のこと(デジタル大辞泉 第2版より)」を指す和製英語です。

 

 

先述の会話の中で、二次元キャラの話題になったときに、「キャラを描くとき、毎回身長とスリーサイズを参考にするんだけど、身長が低くてボンキュッボンなキャラを見るとすごいなあ。って思う」という旨の発言をしました。

 

 

その時ふと、「そういう女性のことを、トランジスタグラマーというってどこかで聞いたことあるな……」と思い出したのですが、なんでトランジスタなんだ。と疑問が湧きました。

 

 

トランジスタとは、

(トランジスタ - Wikipedia | Benedikt.Seidl - 投稿者自身による作品 )

 
 

こういうやつです。

電子回路において、信号を増幅またはスイッチングすることができる半導体素子」 だそうです。私は電子系にあまり詳しくないので詳細な説明は省きますが、ICチップとかによくいるやつって認識で大丈夫だと思います。

 

 

正直言って、このトランジスタにボンキュッボン要素はないですよね。「ひょうたんグラマー」とかならまだ分かるのですが、トランジスタのことを知ってから、なんでトランジスタなんだ。という疑問はより深まりました。

 

 

その答えは、トランジスタおよびファッション界の歴史と関わっているようです。

 

 

1955年に、日本で初めてトランジスタラジオ(1970年代まで主流だったラジオ)が発売されました。従来のラジオ受信機よりもかなり小型化されており、かつ音質が極めて向上したことから、「小型でも高性能」と謳われていました。

 

 

ちょうどこの頃、国内のファッション界では、八頭身モデルよりも「3C(ちいさい・かわいい・かっこいい)」モデルを良しとする流れがあったそうです。つまり、「小型(小柄)でも高性能(スタイルが抜群)なモデル」が注目されていました。

 

 

この「小型で高性能」という点が、トランジスタラジオの普及とファッション界の流行において合致した結果、小柄でボンキュッボンな女性のことを「トランジスタグラマー」と呼ぶに至ったそうです。

 

 

   ●    ●    ●

 

 

勉強になったなあ!!という日記でした。

日常に馴染んでいることばにも、実は面白い語源・由来があったりなかったりするので、気が向いたら調べてみると面白いかも。

 

 

■ 参考記事 ■

 

 

 

 

さいごに、いつものやつです。

 

こんばんは。久しぶりのブログ更新です。

 

 

 

このごろ感染症の流行によって、外出を控えて自宅に滞在する生活を続けざるを得ない状況になっており、暇を持て余している方もいらっしゃるのではないでしょうか(もちろん在宅勤務等で忙しい方もいると思いますが)。

 

 

こういった時の暇潰しの手段は人によって様々あると思いますが、スマートフォンでアプリを使ったり、ネットサーフィンをしたりする方は多いと思います。スマートフォンは持ち運びやすいですし、何より多くの機能を備えているので、何をするにも便利ですよね。

 

 

 

 

そんな、もはや私達の生活には欠かせないものとなった「スマートフォン」ですが、普段これを指す時には「スマートフォン」と言わずに「スマホ」と呼びます。

 

このように、「スマートフォン」を「スマホ」と呼んだり、「パーソナルコンピュータ」を「パソコン」と呼ぶなど、日常会話はもちろん、テレビ番組の中でも”略語”が多用されています。

 

 

しかし、略語が定着しすぎたあまり、元々の名称があまり知られていないものが身近にはたくさんあります。略語の元の名称を知らなくとも困ることはありませんが、知っておくに越したことはありませんし、元の名称を知ることで、それがどんな用途で使われるために生み出されたのがか鮮明に分かってくると思います。

 

 

今回からナンバリングを振って、身近にある略語について取り上げて記事を書いていきたいと思います。私のブログもまた、皆さんの暇潰しになれば幸いです。

 

今回は、家の中にあるアルファベットの略語について5つ取り上げます。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

1.「AM・PM」

 

(ニトリのページより引用)

 

暇を潰す時には、時計を見て「あとどれくらい暇かなぁ」と思いながら暇を潰すのが私の日常ですが、まずは時間を確かめる時によく目にするであろう「AM・PM」について取り上げます。

 

 

「AM10:00」、「PM3:00」のように、時間を表記する時にしばしば登場する「AM・PM」ですが、これらが身近に潜む略語のひとつです。

 

 

そもそも、「AM」と「PM」が切り替わるタイミングは12:00。12:00は、日本語でいうと「正午」にあたる時間です。

日本では、正午より前の時刻を「午前」、後の時刻を「午後」を表記しますが、「午前」にあたるものが「AM」、「午後」にあたるものが「PM」です。つまり、「午前・午後」を外国語にしたものの略語が「AM・PM」になります。

 

 

英語では「正午」のことを「meridian(メリディアン)」と訳し(厳密には少し違いますが、大体合ってます)、これはラテン語「meridiam」を由来とします。

 

「meridian」に、「ante(~の前)」を付けた

「ante meridian(アンテ・メリディアン)」が「午前」

 

「meridian」に、「post(~の後)」を付けた

「post meridian(ポスト・メリディアン)」が「午後」

 

を指します。

 

 

それぞれの略が「AM・PM」となります。

 

 

 

ちなみに、なぜ日本語で12時のことを「正午」と呼ぶかというと、詳細な説明は省きますが、昔の日本では11~13時の時間帯を「午(うま)の刻」と呼んでいて、12時は午の刻のちょうど真ん中にあたることから、「正午」と呼ばれていたのだそうです。「牛」ではありませんよ。

 

 

 

 

.「IH」

(Panasonicのページより引用)

 

暇を潰していたら喉が乾いてきました。お湯を沸かしてコーヒーでも飲もうかな、IHコンロへ向かうことにします。

 

さて、最近では家庭用キッチンによくあるIHコンロですが、この「IH」は何の略なのでしょう。

 

 

 

少し専門的な話になってしまうので、結論から先に言うと「IH」は「Induction Heating(インダクション・ヒーティング)」の略です。

(これ以下の専門的な話に興味が無い方は、少し記事を飛ばしてください。)

 

 

「Induction Heating」とは、「誘導加熱」の英訳です。

つまりどういうことかというと、中学理科で学習した「電磁誘導」の原理を利用し、調理器に設置されたコイルに磁界を発生させ、それによってフライパンや鍋を加熱させる方法のことです。

 

 

電磁誘導とは、簡潔に説明すると、金属に対して磁石などを近づけて、金属付近に及ぼされる磁力の強さを変化させることによって、金属に電流が流れる現象のことです。

 

 

以下の画像のようにコイルと鍋を配置することで、コイルに発生する磁場によって金属鍋の底に電流が流れます。その際、金属には電気抵抗があるので、電流が流れる際に(電気抵抗が大きければ大きいほど)たくさんの熱(ジュール熱という)が生じます。

(Wikipediaより引用)

 

要するに、IH調理器は電気の力を利用して調理を補助してくれているというわけです。もっと専門的なことを知りたい方は、是非調べてみるとタメになるかもしれません。

 

 

 

なんの話をしていたか忘れかけましたが、「IH」は「Induction Heating」の略であるという話でした。

 

 

 

 

.「LED」

(Wikipediaより引用)

 

コーヒーを飲みながらぼーっと天井を眺めていたら、白熱電球が切れかかっていることに気付きました。やはり白熱電球では寿命が短いので、LED電球に取り替えましょう。

 

 

さて、次に取り上げる略語は「LED」です。白熱電球よりも寿命がはるかに長いことで知られ、今では街灯にも使われているほど普及した「LED電球」ですが、そもそも「LED」って何だ?という感じですよね。

 

 

「LED」は「Light Emitting Diode(ライト・エミッティング・ダイオード)」の略です。「光を・発する・ダイオード」です。

 

 

ダイオードとは、回路に流れている電流を一定方向にしか流れないように制御する装置のことです(かなり端折った説明ですが)。専門性が高いので、ここではこれ以上の説明は省略させていただきますが、とりあえず電流が流れるとそれを制御する装置なんだなぁ。くらいの認識で構いません。

 

 

「LED」とは、簡潔にいうと電圧を加えると発光するダイオード、ひいては「電気を流すと光るやつ」です。

 

 

 

ではなぜ、白熱電球よりもLED電球の方が寿命が長いのかについて簡潔に話します。

 

 

白熱電球は、フィラメント(コイルのようなもの)に電流を流してとんでもなく発熱させることで光らせる電球です。とんでもなく発熱させるので、フィラメントがすぐに消耗してしまうことは想像に容易いですね。現在市販されている白熱電球の寿命は約1000時間(約42日)とされています(短い!)。

 

 

一方でLED電球は、そもそもフィラメントを使用しない点、軽量なダイオードは物理的衝撃に強い点で、白熱電球に比べて大変長持ちします。その寿命は一般に5年以上と言われています

 

 

しかし、LED電球も多少の熱を発する電球であり、また白熱電球と比べて熱に弱いという特性があるため、しっかり熱を逃がしてあげないと、当然寿命は短くなってしまうので注意しましょう。

 

 

 

さて、もう一度思い出しましょう。「LED」は「Light Emitting Diode(ライト・エミッティング・ダイオード)」の略です。

 

 

 

 

 

.「Suica」

(JR東日本のページより引用)

 

こうも外出を自粛する期間が長いと、旅行好きの私はどこか遠くに行きたくてたまらないと、一層強く思うものです。車を自ら運転してどこかへ出かけるのもいいですが、バスか電車に乗ってどこかへ運んでもらう旅もいいですよね。

 

 

さて、電車やバスに乗るときに「交通系ICカード」をタッチするのが都会では当たり前の光景になりましたが、交通系ICカードの先駆けとなったのがJR東日本が発行している「Suica」です。

 

 

そう、「Suica」は略称なのです。元々の名称を知っておくことで、JR東日本がSuicaに込めたメッセージを読み取れるのではないでしょうか。

 

 

「Suica」は「Super Urban Intelligent CArd(スーパー・アーバン・インテリジェント・カード)」の略です。「すごい・都会の・賢い・カード」です。また、「スイスイ行けるICカード」の意味も含むようです(ちなみに、頭の良い人のことを指す「インテリ」は「Intelligent」から来ています)。

 

 

みなさんご存じの通り、「Suica」は電車やバスに乗る時以外にも使用できる "Intelligent" なカードで、自動販売機やコンビニ、飲食店などの会計での支払いにも使うことができます。今となっては当たり前に使う人も多いですが、「Suica」が発表された当初は、その利便性に驚いたのを記憶しています。

 

 

ちなみに、Suicaに印刷されているキャラクターは、アデリーペンギンがモデルになっています。「南極から東京へ来たペンギン」という設定で、魚肉ソーセージが好物なのだそうです。ただし、開発陣いわく、「それぞれの生活者が所有するICカードの分身」という観点から、固有の名前はあえてつけていないのだそう。

 

 

 

今まで、「ICカード」という表記を平然と使ってきましたが、そもそも「IC」って何の略なのかについても触れていきましょう(平然と使ってしまうほどやはり浸透している証拠ですね……)。

 

 

5.「IC」

(Wikipediaより引用)

 

「IC」は、「integrated circuit(インテグレーティド・サーキット)」の略です。

日本語でいうと、「集積回路」です。

 

 

スマホやパソコンのような電子機器を動かすためには、電子の通り道(電子回路)が必要です。電子回路を電子がビュンビュン通ることで、電子機器が動きます(ざっくりとした説明ですが)。

 

そのような電子回路をぎゅっとひとまとめにしたものを集積回路といいます。

 

 

もう少し解説したいところですが、私は工学を専攻していないので解説するための専門知識が足りず、、、

もっと勉強してから補足事項を書けたらなと思います(大人しく工学部の人を召喚しましょう)。

 

 

 

 

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さて、今まで5つのアルファベット略語について見てきました。略語はよく耳にするけれど、何の略語かを知っている、といったものは案外少なかったのではないでしょうか。

 

 

冒頭にも言った通り、知らないからといって損をする知識ではありませんが、知っているとどこかで役に立つ知識であると思います。ここまで記事を読んでくださった方は、きっと5つの略語が何の略なのかはもう頭に入っていると思います。ぜひその記憶を殺さぬよう復習していただければ何よりです。

 

 

 

念のために復習しましょう!

 

「AM」は「ante meridian(アンテ・メリディアン)」

 

 

「PM」は「post meridian(ポスト・メリディアン)」

 

 

「IH」は「Induction Heating(インダクション・ヒーティング)」

 

 

「LED」は「LED」は「Light Emitting Diode(ライト・エミッティング・ダイオード)」

 

 

「Suica」は「Super Urban Intelligent CArd(スーパー・アーバン・インテリジェント・カード)」

 

 

「IC」は「integrated circuit(インテグレーティド・サーキット)

 

 

の略でした。

 

 

 

 

vol.2ではまたテーマを絞って何個か取り上げていきますので、是非そちらも読んで頂けると幸いです。また、何か誤植・誤りなどありましたら教えて頂けると嬉しいです!

 

 

 

 

それでは、また次の記事で会いましょう。

 

 

 

 

【宣伝】

 

 

あけましておめでとうございます。

2020年も既に5日目。今年のお正月は完全なる寝正月だったので、明日から始まる日常生活に順応できるか不安でいっぱいです。
 
 
 
 
さて、前述のとおり今年は2020年なわけですが、なんとなく「2020」という概ねキリの良い数字について考えてみることにしました。何か面白いことがあるかもしれません。せっかく2020年を過ごすのですから、「2020」という数字のことをよく知っておきたいものです。
 
 
 
 
とりあえず素因数分解をしてみます。
 
 2020=2^2×5×101
 
めちゃくちゃシンプルでした。
ここまでシンプルだと、整数領域では頻出パターン問題の「√2020n が自然数となる最小のnを求めよ」なんて問題が高校の定期試験に出そうですね(n=505)。
 
 
 
さらに、
 
 2020=4^2+6^2+8^2+10^2+12^2+14^2+16^2+18^2+20^2+22^2
 
と変形することが出来ます。
連続した10個の偶数の平方数の和で表すことができるというのはなかなか面白い数ですね。
 
 
 
2020の各位を足すと「4」となりますが、これは2020の約数「4」に一致します。
このように、自然数の各位の数字の和が、その自然数の正の約数に一致するような数のことを、ハーシャッド数というそうです。
 
ハーシャッド数の「ハーシャッド」とは、サンスクリット語の harṣa (喜び)と da (与える)が語源とされており、これはインドの数学者カプレカーによって命名されました。
 
なぜこのような性質をもつ数が喜びを与える数と名付けられたのかは分かりかねますが、なるほど勉強になりました。
 
 
 
 
数学的には全く関係ありませんが、
今年の2月2日、2月20日、2月22日に産まれる人の生年月日は、それぞれ「2020年(令和2)2月2日、2月20日、2月22日うまれ」と表記されます。
 
もうお気づきかもしれませんが、その人たちは西暦年も含めて2種類の数字「0」と「2」でのみ表記されるユニークな生年月日を持って産まれることになります。
 
マークシートなんかで生年月日を記入する際は、大変楽そうですね。近々出産予定のある方はぜひこの日を狙ってみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
さて、完全な自己満足に終わった「2020」についてのお勉強でしたが、前述の内容が少しでも知的センスをくすぐるものであったならば幸いです。
 
 
 
 
 
また気が向いたら書きます。
ではでは~
 
 
 
 

【いつもの】