一目惚れでした。

 スウェーデンで生まれた、類を見ない唯一の空気清浄機。

 その名も、IonFlow50 style(イオンフロー スタイル)です。

$シフ「ク」ローゼット-IonFlowパッケージ

 選んだポイントはデザイン・機能・ランニングコストの三位一体性。デザインだけでも駄目ですし、機能だけでも選びません。ましてランニングコストがかかる等言語道断。

 それら全てを満足させてくれないなら、選ぶ意味がありません。

 故に、何年も空気清浄機を買おうとは思っていませんでした。今の空気清浄機が気に入っていなかったとしても、妥協して次を買うなんて考えられません。

 ずっと探していました。何もかもを「最高」と感じさせてくれる逸品を。

 そうして、数年の歳月を経て、偶然を装った必然に導かれるように、一冊の雑誌を手に取りました。



Pen (ペン) 2010年 7/1号 [雑誌]

Pen (ペン) 2010年 7/1号 [雑誌]



価格:600円(税込、送料別)




 penの「優しい家電。」特集です。

 その表紙に、何か想像すら出来ないような物体が載っていて、気になり手に取ったのです。

 その殆どは、姿形からそれがどういう用途で必要なのか直感的に分かったのですが、一つだけ何なのか理解できないものがあり、気になったのです。

 手に取り開き、それが空気清浄機だと知った時、直感に知らせました。これだ、と。

 慌てて本を買って、家でじっくりと読み(紹介は数行ですが……)、検索して調べ上げました。

 デザインは一見したその瞬間から惚れ込んでいますので、後は機能の問題です。機能が至らなければ、残念ながらこの空気清浄機を得ることは出来ません……。

 調べてみたところ、スウェーデン国立試験研究所の性能私見結果で空気中の有害微粒子を99%以上除去する等の効果が確認出来ているとのこと。

 民間ではなく国立の研究所の私見結果ということもあり、信頼性は高いのではないでしょうか。残念ながら理系の知識は持ち合わせていないので、信じる他ありませんが……、以下の動画のような効果があるらしいです。




 ご覧になりました? なんだかこれなしでの生活が怖くなっちゃうような動画ですよねw

 動画の通りの効果が期待出来そうだと感じられる、説得力のあるプロダクトだと思います。

 佇まいから、何故かそういう機能を嗅ぎ取れてしまいますよね。空気清浄機には見えないけれど、その機能が盛り込まれているように思えます。……どちらかと言えば間接照明のように感じられる姿ですがw

 しかしこの頃、このIonFlowは発売予定であり、未だ発売されていませんでした。

 私はとりあえず、という気持ちで公式サイト(後述)の情報MLに登録しました。

 時は流れ、予約の受付が始まり、私は間もなく予約を決断しました。

 公式サイトの情報を読めば読むほどにこれしかないと思いました。

 数々のデザイン賞を受賞。その事実を知らない段でデザインの素晴らしいを見抜いたこと。機能は国立研究機関のお墨付き。そしてランニングコストが殆どかからず、メンテナンス性に優れていること。全部を満たしていました。

 そしてまた時間が過ぎて、まあこの間、諸々ありまして……。

 つい先日、手元に届きました。

 改めてご紹介します。

 LightAir社製 IonFlow50 styleです。

$シフ「ク」ローゼット-IonFlowパッケージ

 意外や意外、パッケージは赤を基調としたデザインです。

 十重二十重、厳重に梱包された箱はさながらマトリョーシカ(は言い過ぎですが言いたかっただけですw)。

 箱を開く毎に慎重に扱って、と注意書きがされていることから、剛性に不安が付きまとうようです。ちょっとやそっとじゃ壊れないでしょうが、此処は私も慎重に扱います。

 そしてあけたところ。

$シフ「ク」ローゼット-IonFlow組み立て前

 こんな風に、組み立て式になっています。存在感がすごいので大きく見えますが、実はこんなにコンパクト。比較するものを置いておけば良かったですね、ちょっと分かりにくいかもしれません。

 普通のアクリルを用いている筒の部分が脆いんでしょうね。或いはプラスチックの中に内包された機器の部分が精密過ぎるのでしょうか。その辺り、よくわかりませんが取り出す際の注意は必須でしょう。

 組み立ては、10分もかからず出来ると思います。

 私は説明書をじっくり読み、確認しつつ作っていたので30分くらいはかかったのではないでしょうか。機械にも強くないのでこんなものかと思います。

 自作PCも、ほぼ丸一日使いますね。

 そんな感じで組み立て終わったのがこちら。

$シフ「ク」ローゼット-IonFlow完成

 格好良い!!!!!

 こんなシンプルなデザインなのに、都会的な生活を思わせるそぎ落とした結果の結実。

 この結末が狂おしいほどに素晴らしい。

 稼動音は5db。それは蝶の羽ばたきと同じ音量。どんなものかと稼動している機械に耳を寄せてみると、ちりちりという電気が走る音がかすかにする感じ。

 それもかなり近づかないと聞こえないので、なるほど稼動音はないといっても過言ではありません。これだけ音がしないと確かに稼動中のランプをつけなければ本当に動いているのか疑わしく思う気持ちがわかりますw

 ちなみに、アクリル部分の青い光はスイッチを二回押せば光ります。このLEDの青い照明とは別に稼動ランプが小さく、頭の部分についています。

 で、このLEDの青い光がまた最高です!

 真っ暗闇にして、この照明をつけると(そう、照明をもかねています、この究極的にそぎ落としたデザインの中で!)、青い光がこぼれ、安らぐひと時が演出されます。本当はその姿までご紹介したいのですが、いかんせんお部屋が素敵じゃないので、とても晒せないw



 そう、こんな感じで綺麗に光ります。円筒状の透明な部分がきっと、光をやわらげてくれているのではないでしょうか?

 洗われた空気と共に、心をも洗われる。

 機能でこんなことをしてくれる家電は、かつて存在でしょうか。

 私はこれ以外、何も知りません。

 実際に使い始めて数日……1~2週間経ちますが、集塵箇所には確かにホコリが吸着されています。全く稼動音もないのに、この効果は目を瞠るものがあります。

 蝶の羽ばたきと同じ音量とは、各の如き効果があるのですね。つけていることを感じさせない。何かオブジェがおいてある、そんな感覚に陥ります。だけど私は、これが空気清浄機だと知っている。そこが所有欲をくすぐる一つのポイントなんじゃないでしょうか。

 実際の空気感はというと、うーん体感だと何も感じませんねw でも先日花粉が飛んでいましたよね? 起きるとまずくしゃみをしていたのが、これが届いた日から室内ではくしゃみをしない状況にはなりました。

 一歩廊下に出るとくしゃみが出るんですけどねw 少なくとも、この住空間においてはそういう効果があったことだけは、お伝えせねばなりません。

 この調子でいけば、集塵機(アルミの部分)を洗うのはひと月以上先でも問題なさそうです。たまに視界に入って気になっていた、空気中の埃が飛んでいる感じ、そういえば細菌見てないかもしれません。

 そうそう、うちは部屋のスペース上、端の方に置いちゃってますが、本当は家具や壁から離して、独立しているようにおいた方が良いんですよ~。そうすれば、もっと効果を発揮してくれるかもしれませんね。

 そう思って、私も今必死にお片づけしている段階ですw
 
 もし、使用感等ご質問あれば回答できる範囲でしたいと思っています~。

 多分、オシャレに敏感な、シフクロ読者の方々なら興味津々でしょうからねw

 では、最後にこれが買えるお店をご紹介。

 実は、発売したばかりなので未だ変える箇所が少ないのです……。



↑こちらは「スタイル」私が買ったものと全く同じモデルです。床置き型タイプですね。私は、デザインが後述の「サーフィス」よりバランスが取れていると感じてこちらにしました。アルミの集塵機の糸とか大きさが、少しでも上にきた方が何故か立ち姿が格好良いと感じます。



↑そしてこれが、デスクにもおける「サーフィス」というモデル。両者は素材が若干異なっていますが、ほぼ気にしなくて良いでしょう。
 

 IonFlowがあるだけで、生活空間が一気に都会的な印象に早変わりします。

 雰囲気を変えてみたい方は、一つ導入するだけで全く違う住空間を楽しめて、とってもおすすめですよ!

 他、気づいた点があればまた追記していきます~。

 是非皆様のご家庭に一台どうぞ! 私も買って本当に良かった! とっても嬉しい毎日を過ごしています。
 

【公式サイト】
Light Air