モンサント社による遺伝子組み換え生物での日本農業支配計画 | 日本は亡国の危機にある。世界一を目指せ、道義国家の復興

モンサント社による遺伝子組み換え生物での日本農業支配計画

昨日、ススキと外来種セイタカアワダチソウの戦いを記事にしましたが、今世界的な環境問題の大きなテーマになっている「生物多様性」という観点から考えると、ススキという種(しゅ)が外来種が持ち込まれた結果少なからず影響を受けましたので、まさに「生物多様性に明らかな影響があった」ということになります
他にも、日本各地の湖沼や河川でのブラックバスやブルーギルといった外来種が人の手で放たれた結果、古くから住んでいたフナが激減したなどという事も、「生物多様性が保全されなかった」という例になりますね

■以上をまとめると、自然での気候の変化や動物の移動などのバランスのなかでお互いに影響し合った自然淘汰の結果をあくまでも基準にして、地球という限られた場所での人の社会的活動の影響を最小限に食い止めようという環境保全の手法が「生物多様性の保全」という概念です



■そしてこの「生物多様性」に、大きな影響を与えかねないのではないかと心配されながらも、今後急激に増え続けると予想される中で世界の人々の食料の安定確保の手段として急速に普及し始めているのが「遺伝子組み替え作物(GMO)問題」です


■遺伝子組み替え作物(GMO)のトップメーカー、モンサント社(以下モン社)
世界の遺伝子組み換え作物の種(たね。以下種)をほぼ独占している農業バイオ化学関連の巨大多国籍企業である。(ベトナム戦争で使用された軍事用枯葉剤はこの企業が作りました)



モン社の農薬はモン社開発以外の全ての植物を殺しますが、モン社が販売する種は、この農薬で死なないよう遺伝子組み換えが行われています

また、モン社は種を利用する農家に対し、絶対に種の採取を認めていません。つまり毎年種を買わせるのです。しかも種に含まれる特許成分が、他の、例えば隣の農家の農作物からDNAレベルで発見された場合、知的財産権の侵害を根拠とし、賠償金を請求するか、強制的にモン社の種を買わせます。実際にそうした訴訟で常に会社側は勝っています

モン社の種を買いたくない農家でさえ、もう抵抗のしようがありません。なぜって、自分の農場の近くで、モン社の植物由来の花粉が飛んできたら、自然に交雑してしまうからです


【巨大企業モンサントの世界戦略(前編) 遺伝子組換 バイオテクノロジ】


【巨大企業モンサントの世界戦略(後編) 遺伝子組換 バイオテクノロジ】


【巨大種子企業に立ち向かうカナダの一農民 農民の権利と種子の未来とは?】
ドキュメント動画を時間があればご覧になって下さい。時間が無い方は解説をお読みになるだけで十分です。(会員になりましょうね)
http://democracynow.jp/video/20100917-1

また1年で「自殺」する種もすでに完成しているようです。1年目に植えた種からできた生物からとれる種は、もう次の年に植えても途中で枯れるための遺伝子組み換え操作をしているんです

専門的知識が無いに等しい私でさえ、もし農業をやっていたら、絶対にこのモン社の種は買いたくありません。たとえ雑草は生えず、収量が多く、早く成長し、一時的には利益が出るかもしれませんが、モン社の支配から抜けられなくなりそうだからです。使わなくても近くの農家が使っていたらと考えると、怖くて農業はやっていられません


■すでに日本侵略が始まっている
残念ながら、モンサント社は、もうとっくに、日本の農業を狙い進出し、実験も行なっています
すでに日本法人も設立され、農水省や環境省の許可のもと一応隔離された農場とはいえ、すでに栽培実験が行われています。今すぐではないでしょうが、いずれ自殺遺伝子を組み込んだ種子を日本に定着させようと躍起になっているようです

こうした遺伝子組み換え関連の要請を行なっているのは、モン社だけではありません。でも何故モン社が問題なのかと言うと、それはモン社が米議会や環境団体に多数の政治家、学者を送り込んでいるからです。つまり、モン社の札束で懐柔された連中が、米国の認可権限機関FDAを牛耳っていて人体や遺伝子に悪影響を及ぼすどんなバイオ特許をも通してしまうからです

モン社のやり口は、バイオ種子の特許権を根拠に、すぐに訴訟をちらつかせて農民を奴隷化しているからです。モンサントこそ、地球の悪魔企業なのです

【インドの綿花生産者自殺とモンサント】



また、驚くべきことに、新聞やテレビで一切聞いたことはありませんが、日本ではすでに過去多くの「パブリックコメント」制度での意見の収集が行われ、結果として、淡々と栽培実験が行われているのです

2月15日現在、意見を求めている「遺伝子組み換え作物」関連のパブコメが2件ありました
これも、実行ありきのパブコメですけど
パブリックコメントの意見募集中案件一覧の知るには、電子政府の総合窓口/e-gov(イーガブ)を見ます。お役所のサイトですから使い勝手は悪いです。でもなんとか到達しました


e-gov(イーガブ)パブリックコメント
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public


現在、農業関係で意見募集中の案件は2件ヒットしました

遺伝子組換えワタの第一種使用等に関する審査結果についての意見・情報の募集について
案件番号:550001468 案の公示日 2012年01月17日 意見・情報受付締切日 2012年02月15日
所管府省 農林水産省 


遺伝子組換えワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集について
案件番号:195110064 案の公示日 2012年01月17日 意見・情報受付締切日 2012年02月15日
所管府省 環境省 

綿実油のための遺伝子組み換えワタです
詳細で記載されている毒薬除草剤グリホサートは安全衛生情報センターによると、毒薬になっているのに、毎回、毎回「生物多様性は問題ない」という日本の専門家達は一体どんな学者達なのか。どうも遺伝子組み換え開発会社に「とっても近い」関係のある人たちであることが想像出来ます



■TPPとモンサント社
TPPとは、環太平洋戦略的経済連携協定の略で、中身も知らぬ野駄総理が閣僚とも相談せず参加交渉すると海外で発表したのです(官僚のいいなりのどじょう宰相ですから)
【首相、APECでTPP交渉参加表明】
アサヒコム2011年11月14日
http://www.asahi.com/international/update/1114/TKY201111140007.html

モンサント社はアメリカ政府へ強力にTPP推進を要求する会社の一つです
TPP米国推進ビジネス連合の中に名前があります
2011年11月04日Gigazine
【アメリカで「TPP」を推進して米政府を操る黒幕たちの正体】
http://gigazine.net/news/20111104_tpp_mastermind/

ここにも、わかり易く解説してあります
【TPPと遺伝子組換え】
http://luna-organic.org/tpp/tpp-7-1.html

■日本経団連の会長・米倉氏は住友化学の会長であり、住友化学はこのモンサント社と長期協力計画を結んでいます。住友化学の儲け頭の部門は農薬部門です。モンサントと組んで日本の農家をその支配下に置かせてでも、お金を儲けたいのです。これが「米倉は売国奴」と言われる理由です



日本は亡国の危機にある。世界一を目指せ、道義国家の復興


TPP関連の拙記事

「遺伝子組換えでない」という原材料表示を確認して買ってますか。この表示必要ならTPP反対!
http://ameblo.jp/skybombom/theme4-10044598603.html#main
米国企業モンサントは農作物の100%遺伝子組み換え化を狙っている。TPPは恐ろしい罠
http://ameblo.jp/skybombom/theme6-10044598603.html#main
映画「フード・インク」をDVDで見るべし(食の安全を守ることは出来るのか)
http://ameblo.jp/skybombom/theme9-10044598603.html#main
TPPバスの終着駅は、日本文明の墓場だ。(稲田朋美 正論記事から)
http://ameblo.jp/skybombom/theme14-10044598603.html#main
年次改革要望書というアメリカによる内政干渉にNOと言えない日本の政治家
http://ameblo.jp/skybombom/theme16-10044598603.html#main
アメリカ産牛肉は本当に大丈夫なのか
http://ameblo.jp/skybombom/theme20-10044598603.html#main
米倉経団連会長がTPPを推す理由
http://ameblo.jp/skybombom/theme22-10044598603.html#main
TPPは、日本と韓国を長期的に潰す為に行う(米国公電をウィキリークスが暴露)再考
http://ameblo.jp/skybombom/theme26-10044598603.html#main
「遺伝子組み換え」作物を食べたい人は、いないはずだ!!
http://ameblo.jp/skybombom/theme29-10044598603.html#main
経団連会長もTPP参加を公言
http://ameblo.jp/skybombom/theme33-10044598603.html#main





日本はTPP交渉の席に着き、開国しようという人がいる。笑止千万である
TPPのごく一部の遺伝子組み換え生物だけとってしても、この有様ではないか。また交渉に適した人物など日本にいるのでしょうか。日本の国益よりも自己の昇進や省益優先の官僚ばかりが暗躍しているようにみえる。彼らは国賊以下であり、これを追放出来る政権でなければ日本農業は完全に滅ぶ

TPPへの参加は、農協が解体されることのみがメリットでありアメリカによる日本農業の衰退とアメリカ企業による奴隷化への道であり、食に於ける安全保障をもアメリカ依存となってしまう。これ一点をもってしても絶対に許されないのである

国益を考えない民主政権、国益が一番ではない官僚、国益よりも利益優先の経団連、国益よりも売国したい労働組合、国益に興味すらない思考停止した愚民、国益どころか害でしかない、しかも真実を書くどころか嘘を捏造報道するマスコミ、左巻き思想蔓延の法曹界は万死に値し、外国人土地法もスパイ防止法もほったらかしにしたうえに、占領憲法に手も付けず、アメリカ支配に安閑としていた自民党、もう、なんと情けない国であろうか

次の国政選挙での民主党や民主党もどき政党の打倒を突破口にしよう!





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