厚生労働省発表「２０１０年人口動態統計」。

２０１０年の死亡数は、１１９万７，０１２人で昨年より、５万５，１４７人も増加。過去最高となりました。

死亡原因の１位「悪性新生物」２位「心疾患」３位「脳血管疾患」です。

悪性新生物は、全死亡の２９，５％の割り合い（３５万５，１４７人）です。

およそ、３人に１人が「がん」で死亡していることになります。

部位別では、男性１位は肺がん、２位胃がん、３位が大腸がんです。

女性では、１位大腸がん、２位肺がん、３位胃がんで大腸がんや肺がんが上昇傾向といえる数字でした。

やはり、予防ということを考えると、がん検診と生活の改善しかないでしょう。

そして、罹患する前に十分な備えをしておくこと。

まず、「がん」はけして他人事でないという認識を持つことが前提です。

がんを知り、どんな病気かをまず知る事。がん罹患後の病院や医師はどこが信頼できるのか、治療はどんなことをするのか、費用は？

など。そして、治療と経済的備えをしておく手段は？などあります。

生活はどうなるのか、仕事は？ローンは？

考えてますか。

がん闘病は予想以上に過酷です。

長期にわたる病気。

健康なうちに、すこしでも知っておくと、準備をしやすくなります。

心も落ち着いて治療に専念できるでしょう。

今の日本人の死因トップは「がん」です。