こんにちは!
スタッフの大和田です。
アメリカでは、与党・民主党と野党・共和党の対立で予算が成立せず、
政府機関の一部閉鎖が長期化しているうえ、
政府の借金の上限を議会が引き上げなければ債務不履行に陥りかねない事態が迫っています。
これについて国際社会も懸念を強めていて、
先週、ワシントンで開かれたG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議では、
共同声明に「アメリカは、財政の不確実性に対処するため、緊急の行動を取る必要がある」
という異例の文言を盛り込み、速やかな解決を迫りました。
こうしたなか、民主党はまず、多数を占める議会上院で、
超党派の打開策をまとめることで下院の多数を占める共和党に協力を迫ろうと、
13日、上院の民主党のリード院内総務と共和党のマコーネル院内総務が意見を交わしましたが、
結論は出ませんでした。
打開策を巡り、オバマ大統領と民主党は、
無条件で1年間程度、政府に追加の借金を認め、債務不履行に陥る事態を回避するとともに、
政府機関の一部閉鎖も暫定予算を組むことで解除するよう求めています。
これに対し、上院の共和党は、
追加の借金を認める期間を来年1月までに限っているほか、
歳出削減の協議やオバマ政権が推進する医療保険制度改革の一部修正に応じることなどを
条件にあげ、与野党の溝は依然として埋まっていません。
議会上院は14日午後から、下院は夕方から本会議を再開する予定で、
政府の手持ちの資金がほぼ底をつき、
債務不履行のおそれが高まる17日を目前に控え、
歩み寄りを目指してギリギリの調整が続いています。
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