志葉楽のブログ-土俵

志葉楽のブログ-土間
塩で固め 塩で清める
昔 何軒か親類に農家が有り よく出入りしたもの。
遊びに言っていたわけだけど 何時も玄関口に入るとヒンヤリして何か臭いような感じがした。
足元は少し波打ったような感じの土だったように覚えている。
硬くて何度かそこで毛躓いたかなんかで転んだりして膝を思い切りぶつけて痛かった。
頭を打ったこともある。
普通に考えて土にぶつかっても痛くないのにと思ったもの。
後にこれは土間と言い土に塩を混ぜて突き固めたものであると知った。
タタキと言うなの行為をした結果だと。
している現場はついぞ見かけたこと話す。
でもあの硬さだけは今も手触りとして残っている。
表面は土だから手触りは良いけれども指先を突っ込もうとしても入って行かない。
子供心に不思議だと思っていたもの。
コンクリートなどと違い走ってきてブレーキ掛けて止まろうとしても上手くできなくてそれで転んだのかな。
タタキと聞くと食いしん坊なのか対鰹のタタキを想像してしまう。
子供の頃は貧乏で食物屋していたせいか名前はよく聞いていた。
我が家の店はコンクリートの度まで会ったように記憶している。

土間を突き固めるのは凄く大変だったようで様子は何度か聞かされていた。
大分大きくなってからだけど。

土間の仕上げには、三和土(漆喰を塗り固めた床)、珪藻土、コンクリート・タイルなどが用いられたとあるが そんなのは金持ちで有った。
昔の農家は貧乏だから何とか無理して塩を俵で買って使ったものらしい。

結構長持ちしたらしくて表面に亀裂が入れば少し水撒いてその上から水が染み込んだ部分にマタタタキをシテイたとも聴いた。
修理は簡単で乾けばコンクリよりも硬くなっていたようだ。


●土間(どま)とは日本建築に於ける家屋内の一部を構成する間取りである。http://bit.ly/tPNPmw
日本の伝統的な民家や納屋の屋内空間は、人間の生活面が柱によって地面より高くしつらえられ、木の板などが敷かれた「床(ゆか)」という装置が敷かれた部分と、地面と同じ高さの部分とに分けられる。この後者が土間である。
土間の仕上げには、三和土(漆喰を塗り固めた床)、珪藻土、コンクリート・タイルなどが用いられる。

●たたき土間 http://bit.ly/t3ev08

●「土間」の作り方は.(教えて!gooから)
そせい塩(97%?前後の純度の悪い塩)をたたみ1枚あたり100もんめ(1mon=約4g)程度まき.直径・長さ1-2尺程度の丸太に左右に棒を打ち付けててで持ちあがるようにした.土槌?を作って.2-3日かけて全体を叩きます。
塩を撒くと.水が浮き上がりますので.乾かないようにして.叩きます。

注意点としては.コンクリート工作物が有ると.塩の影響でコンクリート内部の鉄がさびて.近い将来(5-10年)土台が崩れます。したがって.コンクリートを一切使っていないことが必須です。

せいせい塩(食品用塩)は.不純物の硫酸マグネシウム・硫酸カルシウム含有量がきわめて少なく.使えません。
塩化ナトリウムを加えることで.土中の水分を表面に導き出し.叩くことで.土の粒子間距離を狭くします。又.硫酸はチクソトロピックな性質が有りますから.叩いている分には.流動性が有ります。数日後叩かなくなった頃に.水分が減少し.粒子間距離が短くなり.硫酸の影響で粒子が凝集し.硬くなり.土間になります。
したがって.せいせい塩だけは使わないでください。ただ単に.地面が柔らかくなるだけです。

20-30年前に1回作るのに立ち会ったことが有るだけですから.分量については.自信が有りません。作られた.土間の大きさと.現場に積み上げられていた.塩俵(当時.俵で販売されていました)の量からの推定です。


●大相撲 http://bit.ly/vDIxdB
●土俵(どひょう)とは、土を盛って作る相撲の競技場である。http://bit.ly/s20ikB
俵に土を詰めた袋(土俵)を使っているため特に土俵場(どひょうば)と呼んでいたが、これを縮めた呼称である。
●相撲豆知識 > 土俵 http://bit.ly/uIjsy0
土を盛り丸太で周囲を囲み、角のほうから形を作っていきます。

「千本搗き(せんぼんづき)」と言って、大きなタコで荒突きしたあと土端(どは)を叩いて固め、小さなタタキで細かく丁寧に何回も突いて表面を平らにし、適度の硬さに突き固めます。
●人方屋(ひとかたや)http://bit.ly/slSX9O
相撲において古来相撲節会に土俵なるものはなかった。『相撲伝書』によると鎌倉時代に見物人が直径7 - 9メートル(4 - 5間)輪を作り、これを「人方屋」といったという。これが土俵の起源である。
人方屋(ひとかたや)といいました。なぜならば、人垣の中へ相手を投げたり押したりすれ ば勝ちというルールだったからです。ですが人と人とがぶつかり合うため、喧嘩がおこる こともしばしば。


●何故、相撲で塩をまくの? 塩なび.com http://bit.ly/viIZfW
相撲の歴史は、紀元前までさかのぼるそうです。日本書紀や古事記にもその名前が出てくるのですが、その頃の相撲は柔術の起源ともいわれ、足技があったり現在のものとは大きく異なっていた様です。
大和、奈良、平安の時代になると神社のお祭りの中で相撲がはじまります。この相撲は、どちらの力士が勝つかによって、豊穣や豊漁を占う神事としての相撲でした。
この占いとしての側面から、取組みの前に「占いの場=神聖な場所」を浄める「清めの塩」として、土俵に塩をまく風習が生まれたと言われています。
また、力士が転んだり怪我をした際の傷の殺菌効果もかねて…という説もありますが、これは後づけな理由だと思われます。


●漆喰(しっくい)とは、瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りなどに使われる、水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とした建材である。http://bit.ly/tuj49T


●珪藻土(けいそうど、diatomite、diatomaceous earth)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。http://bit.ly/sm62XV
ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。

珪藻が海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、その死骸は水底に沈殿する。死骸の中の有機物の部分は徐々に分解されていき、最終的には二酸化ケイ素を主成分とする殻のみが残る。このようにしてできた珪藻の化石からなる岩石が珪藻土である。多くの場合白亜紀以降の地層から産出される。


●たたき(叩き、敲き)とは、主に魚を料理するときの調理法で、一般的には2つの大きく異なった調理法を指す。http://bit.ly/tDfDzU
本来は打切り(ぶつぎり、ぶっちぎり、ぶったぎり、たたきぎり)打ち首、など、大きさに拘らない切り方をした刺身を打身と呼んだ事から派生している。

●鰹のタタキ(かつおのタタキ)は、カツオを用いた魚料理(刺身の一種)。http://bit.ly/vHpsLZ
鰹を節に切り、表面のみをあぶったのち冷やして切り、薬味とタレをかけて食べるもので、別名「土佐造り」とも言う。
http://bit.ly/vu2m3m