先日とある場所でDV・セクシャルマイノリティ・性暴力についての研修を受けてきた。
DVもセクシャルマイノリティも性暴力もなかなか語られることはないが、
実は身近ではたくさん起こっていることなのだな~と。
特にセクシャルマイノリティの方の自殺リスクの高さに驚いた。
具体的な数値を上げると
【自殺を考えたことがある】
一般・・・19.1%
ゲイ/バイセクシャル男性・・・65.9%
レズビアン/バイセクシャル女性・・・74.9%
トランスジェンダー・・・68.7%
私はこの問題についてはあまり詳しくないのだが、
活動を通じてセクシャルマイノリティの方々と出会いお話を聞くことがたまにある。
この社会では男らしさ、女らしさをいつも要求され、
その役割をあてはめられる。
そしてそこに違和感を感じてしまうと非常に行き難くなってしまう。
昨日の研修でも
「ヘテロの方でも男なんだけど女性らしい一面が強い人もいるし、
女性だけど男性的な面が強い人もいるし」
と話されていて、そうだよな~と。
私だって非常に女らしい一面もあるし、
別の場面では男らしい面が顔を出したり・・・
同じ人間でもその場面場面で変わってくるものだ。
その人らしさ、を見ていくと男性とか女性とかそんなもの
だんだん関係なくなっていくものだ。
役割や「らしさ」にはめこもうとすると無理や生きづらさが生じるのでは。
研修を受けながらそんなことを思った。
今度企画している連続講座の第一回目を
「セクシャルマイノリティと自殺」を考えている。
私自身も自分の問題と重ねながらa
「男らしさとは、女らしさ」とは何か、
について考えていけたらと思う。