薬師寺 花会式 結願 鬼追い式 | ドット模様のくつ底

ドット模様のくつ底

奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。

4月5日

薬師寺の花会式(修二会)が結願法要が厳修され、


その後に鬼追い式が営まれました。




薬師寺西塔



結願法要を終えた僧侶が金堂からお松明を投げたようです。



見にくいですが、咒師が金堂前舞台を清めています。

(神供)

咒師は神道を司る役です。




鬼が中門より登場しました。

5匹の鬼がこれから大暴れです。



松明を振りかざして、

観客を驚かせるような派手な動きで舞台へ向かっていきます。

鬼のド派手なパフォーマンスが有名なんですよね。



びっくりして手ぶれしまくりでした。←いいわけ。


舞台四方に設置された大きな籠松明をブルンブルンと振り回すので、
火の粉のシャワーが観客に降ってきます。
熱!!みたいな声と歓声などが混じり、盛り上がっていました。

マジで危ないです。
帽子に火の粉がついて燃えていた人がいました。

誰かの服に火の粉がついたら、
はらってあげて下さいね!
というアナウンスが入ります。

火の粉が背中に入ってこないように、
来年からはタオルか何かを首に巻いておかなければと思いました!

↑思いっきりハマっているじゃないか(笑)


写真は撮れませんでしたが、

鬼は観客に向かって手持ちのお松明を放り投げたりします。


ヤケド注意です。


最近は警察に厳重に監視されるようになったとかで、

派手に投げられることはなくなったとか。


とはいえ、この鬼!悪いです。


観客の中にお松明を突き出して威嚇していましたね。

観客の近くまで行ってお松明で脅かす鬼。



最後は毘沙門天が鬼をなだめて一件落着です。

鬼は金堂内へと入っていきました。


実は今回がはじめての鬼追い式でした。


これにより薬師寺の花会式が終わります。


奈良にいるのにこのような伝統行事を知らないで過ごすより、

楽しまないともったいないですね。


たくさん行事があるので、

行く機会に恵まれないこともありますが、

昨日行くことができたのは、これもご縁と思えた次第です。



それでは今日も一日、

皆さまが幸せに過ごせますように。