昨日、発達障害をテーマにした
講演会に参加してきました。
ナーサリィのT先生から
ご紹介いただいた講演会だけあって
会場に集まった49名(全員女性)の大半が
幼稚園や保育園の先生でした。
あとは保健師さんぽい方々。
たぶん、ママさんは私だけだったかも。

講演会は
脳学者で、さいたま市教育センター所長の
金子保氏を講師に迎え
2時間、貴重なお話を伺いました。
金子氏が唱える理論は
“2歳の誕生日までに療育を始めれば、
発達障害は完治する”というもの。
3歳からは五分五分。
4歳からでは遅いんだとか…。

主治医からの
“ポン太くんは今から療育を始めれば、早い段階で卒業できる”という言葉を信じてた私。
金子氏の理論だと
ポン太は五分五分ってことか…と思ったら
すごく不安に…。

講演が終わったら
いろいろ質問しようと意気込んでたのに
そそくさと部屋を後にしてしまいました。
あ…情けない…。

母とポン太は
会場近くの飛鳥山公園で
少し肌寒さを感じる中
講演が終わるまで
ずっと待っててくれました。
家では「ママがいない」と大泣きして
なだめるのに大変だったと聞いて
申し訳ない気持ちに…。

でも
いつまでも落ち込んでる暇はないっす。
療育のスタートは遅れたけど
良かれと思うことは
とことんチャレンジせねば。

発達障害を克服するのに
一番大切なのは
“笑らわせること”だそうです。
くすぐったり
“たかいたかい”をしたりして
体を刺激することで
子どもを笑わせていくと
次第に子どもが考えて笑うようになるんだとか。
そして
子どもが大人をちゃかすまでになると…
①目が合い、呼ぶと見るようになる。まねる気持ちが強くなる。
②喃語、内言語が多くなる。
③指示に従うことが多くなる。
④物の名前、駄目などの行動を表す言葉が増える。

夜、電話で旦那にこれらを話したら
「いっぱいやってたつもりなんだけどな…」とポツリ。
確かに
たくさんコチョコチョしたし
たかいたかいだって
これでもかってくらいしました。
なんでだろうな…。

言葉の遅れは
1歳半か1歳8か月の時にチェックして
2歳までに治療を始めると
効果的らしいです。
だけど
2歳から一気に話し出す子も少なくないし
発達障害を見つけて治療するのって
難しいんじゃないかなと。

発達障害の治療は
話しを聞く限り
まだまだ発展途上で
いろんな理論が錯綜していて
良いとされることも年々変わっている様子。

今は主治医の言葉を信じ
ポン太の“笑い”につなげるには
どんなことが一番よいのか探りつつ
来月から始まる療育
頑張ります!!

※今回の講義テーマが詳しく書かれた本が出ています。ご興味のある方はチェックしてみて下さいね。私も買って読んでみようと思ってます。

『2歳で言葉がないか・増えない子の「様子を見る」のは危険です』
金子保・著
メタモル出版
1575円

☆関連著書
『6歳までにしておきたい親子体験』
金子保・著
メタモル出版
1500円

『発達障害を予防する子どもの育て方』
金子保、澤口敏之(脳学者)、片岡直樹(小児科医)・著
メタモル出版
1260円