きょうは江戸時代のリサイクルについて
江戸時代には捨ててしまうものをひと手間かけて
再び利用できるようにする職業があったそうです
変わった職としては
箒売り
竹箒や草箒、シュロ箒など古い箒を下取りして、シュロ箒などは
解いて縄にしたり、たわしに再生して販売されました
蝋燭の流れ買い
蝋燭を燃やした時に溶けて流れた蝋を
買い集め、新しい蝋燭に再生して売る商売
蝋燭の需要は武家や大店、料亭、遊郭など富裕層
相手に大変繁盛したそうです
庶民はせいぜい魚油を使うか、早く寝るかです
灰買い
灰は農業用肥料、アク抜き、洗剤や染め物、酒づくりの際の
保存料、陶磁器の釉薬、傷薬などに幅広く使え、重宝されました
回収業者は灰を買い集め、「灰市」で販売。庶民は自家用を残して
売り、生活の足しにしたそうです。
確かに江戸市中には100万人以上の人がおり、リサイクルしないと
街中がゴミだらけになってしまいます
現代の我々も少しは見習わなければいけませんね
江戸時代の灰買い商