青葉賞(ダービートライアル)予想。 | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

お待たせしました。それでは今日東京競馬場で行われます「ダービートライアル?」青葉賞の予想です。



【レースの見解】


今週の青葉賞は中型配当は十分にありそうなひと鞍。注目は勝ち馬が皐月賞直行組に食い込めるだけのポテンシャルを見せるのか!?そして青葉賞以上に強力情報の次週プリンシパルS・京都新聞杯の勝ち馬を凌ぐ内容のレースをするか!?本番ダービーへ向けてそれらが焦点となる。ベストディール回避決定で急遽奪い取った蛯名正義騎手鞍上フェノーメノ、酒井学騎手(新馬戦のときの鞍乗)の思いを受ける北村友一騎手鞍乗のタムロトップステイ、この2頭には特に注目と言えそうだ。


◎ 7 フェノーメノ

○ 8 タムロトップスティ

▲ 2 クランモンタナ

△13 カポーティスター

   5 サトノギャラント

  15 ミルドリーム

  12 エタンダール
4 シルクキングリー


【本命馬の話し】


前走、鞍上(岩田康成騎手)はペースが速くなると読んでか後方から控える競馬。それが思ったより遅く、直線は大外に出して追い込んでは来たが、なんとも中途半端な競馬になってしまった。厩舎サイドも『何で抑えたのか?』と疑問が残ったとの事(本人も普通に乗っていたら勝っていた、とレース後に反省していた)。その後、抽選で出走の可能性があった皐月賞もキッパリと諦め、短期放牧に出して、相性の良い東京コースで行われるこのレースに目標を切り替えて調整してきた。「心身ともに一回り成長しました。疲れが取れて、皐月賞を使えなかったことが、却って良かった様ですね。東京コースは大歓迎だし、距離延長も問題ありません。勝って堂々とダービーに出走したいですね」と陣営。岩田騎手が今回も乗る気満々で来る予定だったが、ベストディールがダービー出走を断念した蛯名正義騎手が、ダービーとセットで手綱を奪取。ここで権利を獲らないと今年のダービー騎乗馬がいない状況。復帰2週目の先週は土日のメインを勝利、特に日曜日のフローラSではミッドサマーフェアで勝ってオークス出走権を獲得と勢いに乗っているところなので、牡馬のほうも決めたいところ。


【鞍乗の思いは「初のダービー出場!」へ・・・・?」】


・8 タムロトップステイ・・・・先週のマイラーズCを勝った西園厩舎から、ダービー出走の可能性を求めて東上。570キロあった入厩当時は『牛』扱いされていたが、デビュー時は540キロに絞れた。それでも十分に巨漢。ただ、ゲートが速くて鈍さはなく、折り合いに苦労する事もない素直な気性と、手の掛からない『牛』だったとの事。前走では2番手からスムーズに流れに乗り、力強い走りで後続の猛追を退けて勝利、3戦2勝でもはや牛ではなくなった。「まだ幼いところがありますが、一戦ごとに色々と学習しています。初の関東遠征になりますが、輸送でイレ込むタイプではないし、距離を経験している強みもあり権利は獲りますよ」と、今週はこの馬でと厩舎は相当盛り上がっていたそうだ。


【果たして、連闘の効果は如何に・・・・!?】


・13 カポーティスター・・・・「コレはヒョッとしますよ」とは前走後の鞍上(今回も騎乗の田辺裕信騎手)。頭数が少ないこととは無関係に「まず負けない。勝ってダービートライアルへ行く」と超が付く強気な話を聞いていた前走は、その自信に違わぬ圧勝劇。現地で観戦した関係者の間でも、「コレは大物」と絶賛する声が方々から挙がっていたそうだ。レース後の段階では、来週のプリンシパルSという予定だったところ、チョッとしたワケ(これに関しては次週、お届けできるだろう)もあって、「青葉賞の方が権利を獲りやすい」とココ出走が決定したという経緯はあるが、元より、連闘を得意とする使い込んで良くする厩舎、「疲れはないし、再度の輸送も全く問題ない」とデキの良さには自信アリ。「ディープブリランテと比べると、一枚落ちる」とは指揮官のジャッジだが、「ここ2走は凄い脚を使っている。もしかしたらこの馬はハンパな馬じゃないかも」とも。ここが試金石になることは間違いないが、先々も含めてその走りに注目しなければならない1頭。