おはようございます　服部です　(^O^)/

先日　私が最も尊敬する恩師　H氏が　雅-miyabi-を　訪れてくださり

素敵な　「言葉の贈りもの」を　プレゼントしてくださいました

とっても美しい表現が　私の心を　優しく包みこんでくださいました

是非　みな様にもお伝えしたいと想い　

ほんの一部ですが　ブログでご紹介させていただきたいと思います

　＜　12月の誕生石　＞

　　　　

　　　「　ＴＵＲＱＵＯＩＳＥ　」　～　トルコ石　～

太陽が地平線に顔を出す頃　朱赤に染まる朝焼けとは対照に

水々しい水色の空が　西の空に広がりを見せる・・・

暗闇から　ゆっくり色づくモーニングブルーほど

目覚めた目に　優しいものはない

一日の平穏を　約束してくれるかのようだ

朝の清々しい　モーニングブルーこそ　「ターコイズブルー」

12月の誕生石　トルコ石の最良の色合いだ　（H氏）

トルコ石の歴史は古く　メソポタミア（現在のイラク）では

紀元前　約５０００年の　トルコ石のビーズが　発見されています

１３世紀までは　トルコ石という名称は使われず

美しい石を意味する　”　カレース　”という名で　呼ばれていたようです

このブルーの石が　ベニスの商人たちを通じて　フランスに渡った際

フランスの買い手たちが　”　トルコの石　”と呼んだことから

トルコ石という名称が　一般化していきました

トルコ石の　主要な産地は　イランで　ペルシャ産のトルコ石は　

現在でも　良質のものとして　定評を　得ています

歴史的に　トルコ石とかかわりの深い地域では

”　幸運をもたらす石　”として　尊重され　

また　古代メキシコ人たちは　この石を　”　貴い石　”として　賞賛し　

黄金よりも　トルコ石を　重んじできました

トルコ石の宝石言葉は　旅のお守り　そして成功、繁栄だ

トルコ石は　贈られた人に成功がもたらされ　繁栄するという・・・

「人生という長い旅　希望の青空・ターコイズブルーと共に歩めますよう

貴方の成功　そして繁栄を祈って・・・」

ラクダが目覚めるカビル砂漠の西の空は

今日も水々しいターコイズブルーに　染まるのだろう

一年の平穏無事に感謝　

すべての人に未来の成功　繁栄を願う　　（H氏）

　　「　ＬＡＰＩＳ　ＬＡＺＵＬＩ　」　～　ラピス・ラズリ　～

漆黒の暗夜に　わずかに青味がさす

明けの明星　　

金星は　いっそうの輝きを見せる

夜明けは近い

それは　”モーニングスターブルー”　ラピスラジュリの色合いだ

和名は　瑠璃という

一年を締めくくる朝の霊気は　冷たく冴え渡る　

瑠璃色の季節を迎えた　（Ｈ氏）

ラテン語で　ラピスは　”石”　ラズリは　”青”　を意味しています

しかし　中世になるまで　ラピス・ラズリという　呼称は使われず

古代ギリシャ・ローマでは　この青い石　　を　サファイア と呼んでいました

エジプトでは　紀元前３１００年ごろから　ラピス・ラズリの　

ビーズや　スカラベ　ぺンダントや　象眼のジュエリーが　使われていました

ラピス・ラズリの産地は　アフガニスタン北東部のバダクシャンで

この時代　長い旅をして　エジプトまで　運ばれていたということになります

ラピス・ラズリは　宝石および魔除けとして　貴ばれ　

また　粉末にして　薬や化粧品としても　使われていました

仏教徒にとっては　ラピス・ラズリは　平常心を保ち　

邪心を取り除く力を持つものと　されていました

中央アジアに位置する　アフガニスタンのラピス・ラズリは　

東西に持ち出され　シルクロードから　中国をへて　

日本へも　またらされました

奈良の正倉院には　ラピス・ラズリの　装身具が　納められています

日本では　古くから　サンゴと並んで

親しまれてきた宝石の１つで　多くの文献に　その名を見ることができます

　　「　ＴＡＮＺＡＮＩＴＥ　」　～　タンザナイト　～

　　　　　　　

タンザナイトは　典型的な　多色性という　特性を持っています

多色性とは　見る角度によって異なった色が見えることで

タンザナイトの場合　ブルー　藍色　赤みの茶という　三つの色が　見えます

タンザナイトは　パープルの入ったブルーが　大変美しい宝石です

サファイアの　コバルトブルーとは異なる

ごくわずかに　赤みの入った　群青色と表現できるブルーです

漢字　「朝」　は　十月十日（とつきとうか）と書く

私達は毎朝　生まれ変われる

12月の清々しく生まれ変わるに相応しい　瑠璃色の朝を迎えた

あとは　初日の出を待つばかりだ

さぁ・・・新しい年が駆け足でやってくる

2014年　希望の幕開けは　近い　（Ｈ氏）

”　宝石の輝きは永遠なり　”

そして　心に響く　「言葉の贈りもの」も　永遠なり・・・