毎年のことですが、我が家は帰省はいたしません（笑）。
環境を変えるとその変化に心も身体もついていけない人が
いるからです。
まず寝ない。5年前に頑張って帰省したときには、
寝たのが3時半でした(^_^;)。
母の意識もモウロウとしますので、次の日は
全然使い物にならない。
娘と一緒に実家に帰るのには相当の覚悟（？！）が必要です。
旅行など・・・論外デス。
食欲はあるけど、一日中決まった場所に陣取って警戒して
動かないことも多し。
まま、仕方ないので毎年出張実家ということで
私の母がこちらに来てくれます。
（でもそれはそれで、嬉しくって本人は興奮して夜寝ない
のですが・・・
）
さて、ちょっと風変わりな年越しをする我が家。
あと一日で紅白を見て除夜の鐘を聴きながら、
一年を終えます。
本日はようやく年賀状を書き、たまった仕事を片付け、
小掃除をし（汗）お料理はほどほどにいたしました。
私の冬休み、それは娘とババとともに
美味しいものを食べ近場で遊ぶ地味に楽しむ時間です。
しかし、講師の性とでも言いましょうか・・。
自宅にいるとどうしてもレッスンに関係のあることに
目が行き耳が反応し、手が動きます。
毎年年末にラジオから流れてくる、楽劇やミュージカルの
特番を聴きながら家事をしつつ・・・発表会のことを
考えていたりします。
小掃除で楽譜の整理を始めたら、あの子にはコレかな？
この子には・・・と選曲を始めたり。
やっぱり、いつも音楽のことやレッスンのことを
どこかで考えているのが講師の習性なのかも知れません。
・・・昨日はなんだかあまり良く寝られなくて、
ふと目を覚ますとちょうど夜が明けるところでした。
右上にお月様。
うちのベランダは東向き。
ですから、元旦もご来光が望めるのです～。
そうして始まった怒涛のみそかイブ。
もろもろあって溜まっていたあれやこれやを、
ドドドドーっと片付けました。
そしてあっという間に夕焼け小焼け。
左上には宵の明星が。
今日も富士山が綺麗に見えました。
我が家の玄関を出るとちょうど見えるのです。
夏は西日が厳しいですが、空気が住んでいる冬の夕方には
こうして綺麗な夕焼けと富士山が望めるのです。
さあっ。これで年内の仕事と雑用が終わりました！
今年も充実した一年を送ることができ、ありがたいです。
明日はのんびり・・・できないか。
掃除とおせちの準備をしないとイケマセン。
元気に年が越せそうで嬉しい私です。
松を火にたく いろりのそばで
夜はよもやま 話がはずむ
母がてぎわの 大根なます
これがいなかの 年越しざかな
たなのもちひく ねずみの音も
ふけてのきばに 雪降り積もる
～田舎の四季（4番）・明治43年～
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