◆琵琶法師
琵琶と言えば「祗園精舎」平家物語の一説。
小刻みに動かして弦を弾き演奏をする。
平家物語だけをを語るのが琵琶法師だと思っていたけれども経文を読むのは初めて聴いた。
やはり我々の年代ではショウか我們や木行叩いて唱えるのが安心して聞ける。
「仏説大荒神施與福徳円満陀羅尼経」が有ったので聞いてみたけれども洗脳のおかげか聞いていて変な気持ちになった。
昔は仏教もあの手この手を使い広める手段としてきた。
以前 落語は寺の和尚さんのお説教から発展したことを伝えた。
(落語(らくご)http://bit.ly/ukcVdP
)
「高座(こうざ)」(http://bit.ly/y4uZQ0
)はお師匠さんがお説教する時に座る椅子と机を指す。
余り行かない人には判りにくいかも知れない。
◯たか‐くら【高座】
一段高く設けた座席。天皇の玉座などの類。こうざ。
という意味もある。
高御座にも通じているようだ。
過去の日記にはそんな事に繋がる色んな事を書いてきた。
でもマダマダ日本という大きな布を織っている縦糸と横糸にはおぼつかない。
マダマダ糸に成ったもののは沢山有る。
一部しか出て来ていない。
奥が深くて懐の深い日本文化。
探索してみてはドウかな。
◆琵琶法師(びわほうし)http://bit.ly/xn82Eb
平安時代から見られた、琵琶を街中で弾く盲目の僧である。琵琶を弾くことを職業とした盲目僧の芸人で、平安時代中期におこった。
日本の琵琶は、古代のアジア大陸よりもたらされたものであるが、その系統には、中国から奈良時代および平安時代にもたらされた器楽の琵琶楽(雅楽、芸術音楽)と、それと同時代ないしそれに先んじてもたらされた声楽の琵琶楽(盲僧琵琶、宗教音楽)との2つがある。
琵琶法師は、後者に属し、宗教音楽としての盲僧琵琶を担った。なお、盲人の琵琶法師(盲僧琵琶)から宗教性を脱した語りものを「くずれ」という。
鎌倉時代には『平家物語』を琵琶の伴奏に合わせて語る平曲が完成した。
この時代には、主として経文を唱える盲僧琵琶と、『平家物語』を語る平家琵琶とに分かれた。
琵琶法師のなかには「浄瑠璃十二段草子」など説話・説経節を取り入れる者がおり、これがのちの浄瑠璃となった。
◆琵琶(びわ、ビバ、ピーパー)http://bit.ly/yFMhj0
東アジアの有棹(リュート属)弦楽器の一つ。弓を使わず、もっぱら弦をはじいて音を出す撥弦楽器である。古代において四弦系(曲頚琵琶)と五弦系(直頚琵琶)があり、後者は伝承が廃絶し使われなくなったが、前者は後に中国及び日本においていくつもの種類が生じて発展し、多くは現代も演奏されている。
朝鮮半島にも伝えられ、郷琵琶(五絃琵琶)と唐琵琶(四絃)で分けられて宮廷楽士の基本楽器になって李氏朝鮮の末期まで用いられた。(1930年代にも演奏)ヴェトナムにはおそらく明代に伝播した四弦十数柱のものが伝承され、琵琶と書いて「ティパ」と発音する。
なお、広義には阮咸(げんかん)や月琴などのリュート属弦楽器も琵琶に含めることもある。
四弦系(曲頚)琵琶は、西アジアのウード、ヨーロッパのリュートと共通の起源を持ち、形もよく似ている。
すなわち卵を縦に半分に割ったような形の共鳴胴に棹を付け、糸倉(ヘッド)がほぼ直角に後ろに曲がった形である。
五弦系(直頚)琵琶はインド起源とされ、糸倉は曲がらず真っすぐに伸びている。
正倉院に唯一の現物である「螺鈿紫檀五絃琵琶」(らでんしたんごげんのびわ、)が保存されている。
◆盲僧琵琶(もうそうびわ)http://bit.ly/zHp8GM
1.盲人の琵琶法師。
2.1.による楽曲(声楽の琵琶楽)。語りもの音楽、また宗教音楽に属する。
3.2.の語りの伴奏のために用いる琵琶。
◆平曲(へいきょく)http://bit.ly/y2luYT
語りもの音楽の一ジャンルもしくは一演奏様式。
盲目の琵琶法師が琵琶をかき鳴らしながら語った『平家物語』のメロディおよびその演奏様式で、物語琵琶のひとつ。
◆語りもの(かたりもの)http://bit.ly/zGONRy
日本中世にはじまった口承文芸・音楽もしくは芸能のジャンルまたは演目。
伝統的な日本音楽(邦楽)において、声楽はその大部分を占めているが、日本音楽における声楽は、「歌いもの」と「語りもの」に大きく分けられる。
「歌いもの」は、旋律やリズムなど、その音楽的要素が重視される楽曲であるのに対し、「語りもの」は詞章が何らかの物語性をもつ楽曲であり、語られる内容表現に重点が置かれる音楽である
◆歌いもの(うたいもの)または謡物(うたいもの)http://bit.ly/zXmGZq
日本の伝統音楽(邦楽)における一ジャンルで、
1.(器楽曲に対して)日本の雅楽のなかで、催馬楽や朗詠など声楽の範疇に属する音楽の総称。
2.(「語りもの」に対して)日本の伝統的な声楽のなかで、地歌、長唄、端唄など、歌うことを目的とした音楽の総称[1]。多くの場合、「歌いもの」「歌もの」などと表記される。
3.(能楽に関連して)能以外の種目で能に取材した作品群。「謡物」と表記される
◆琵琶法師 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=GhgKPjQz1mY
◆薩摩琵琶 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=utbosC1Z29c&feature=related
◆平家物語 祇園精舎/岩佐鶴丈
http://www.youtube.com/watch?v=5HGe_MI3akM&feature=related
◆迫真の薩摩琵琶 蘭杖さん
http://www.youtube.com/watch?v=Dm9Sw4hhqYk&feature=related
◆平家物語より 祗園精舎の一節
http://www.youtube.com/watch?v=SA0bABtx0zY&feature=related
◆琵琶|日本文化いろは事典 http://bit.ly/Ai7mBh
◯5種類の琵琶
日本の琵琶は大きく分けると、5つの種類に分けることができます。
・楽琵琶〔がくびわ〕
雅楽の演奏用で、三尺五寸(約106cm)で日本の琵琶の中で最も大きい。
・盲僧琵琶〔もうそうびわ〕
盲目の僧侶がお経を唱えるのに伴奏する琵琶。携帯に便利なため小ぶりなものが多い。
・平家琵琶〔へいけびわ〕
平家物語を語る音楽(平曲)の伴奏に用いる琵琶。琵琶を手に語り物を演じる琵琶法師が用いた琵琶。
・薩摩琵琶〔さつまびわ〕
薩摩の盲僧琵琶から派生した琵琶。薩摩武士の道徳教育の目的で作られたのが始まり。琵琶の中で最も大きな撥〔バチ〕を使うのが特徴。
・筑前琵琶〔ちくぜんびわ〕
明治時代に薩摩琵琶と三味線の要素を取り入れて作られた琵琶。
全ての琵琶に共通して、透明感のある澄んだ音色や、余韻の深い響きを持っています。