「とことん1スタ」
先ほど、テレビで話したことを、少しだけ公開!
今回のテーマは、「逆転の発想!」
こちらが、番組のVTRで出てきた私の著書。
これを元に、解説しました!

「黒い綿棒」
包帯に代表されるように衛生的なものは、白だという常識。
この常識に落とし穴があった。
血液は赤いから、やっぱり包帯は白いほうが血液が目立っていい。
この常識に引きづられて綿棒も白くしていた。
だけど、耳垢は白っぽいから、綿棒は黒のほうが目立つ。
つまり、逆転の発想というのは、常識の落とし穴を見つける作業!」
「桶狭間の戦い」
今川軍に比べて織田の軍勢は10分の1。
篭城して守りを固めるのが常識だったのに、織田信長の方から攻めて行った。
桶狭間という狭いエリアでは、軍勢の多さは関係なくて、油断している今川軍が負けた。
「坂本龍馬の薩長同盟」
薩摩と長州は禁門の変で戦ったから敵なんだというのが常識。
この常識を坂本龍馬が覆したから、明治維新は起きた。
幕府を倒して新しい時代を切り開くという大局的な歴史の上では、薩摩と長州は実は同じ立場なのだということに気づいた。
「報告・連絡・相談の禁止!(未来工業)」
報告・連絡・相談は、規格品を安く作ることが求められた高度成長期には有効。
社員も規格品である必要。
現在は新しいアイデアが求められる時代。
社員は規格外の人が価値を持つ。
報告・連絡・相談は、会社の活力を削ぐ。
時代の変化に常識が追いついていなかった。
これによって、落とし穴ができていた。
脳科学の研究で発想力が高まる条件が見つかっている。
快感を得ながら脳が活性化していると、発想が生まれる。
不安や恐怖心がない。
ノースカロライナ大学の研究によれば、視野と発想力が連動している。
比喩ではなく、本当に視野を広げるようにしたい。
楽しいと視野が広がる。