◆成人◆成年◆元服   ◆烏帽子(えぼし)◆裳着(もぎ)
本日は成人式。
何処の国でもあるだろうけど年齢は色いろあるようだ。
私は地元に居なかったので今でいうスルー。
願い寺でして貰った。
男子二名と女子一名。
はるか昔なので何したのか覚えていない。
耳元で鬱陶してと思えるほど経文を唱えられたようなイメージがある。
今から四十年前に成る。
25歳になっていた。
ハタチの頃は何していたのかな。
思い出すこともないと記憶の彼方へやったまま。
遅まきながらの元服だったように思える。



今年も着物が多かったようだ。
モット着る人が普段から増えてくれると嬉しい。
着物はやはり良いもの。
日本人らしい。


◆成年(せいねん)= 成人
成年(せいねん)とは法的には、単独で法律行為が行えるようになる年齢のことであり、一般社会においては、身体的、精神的に十分に成熟する年齢を指すことが多い。


◆成人式 - Wikipedia http://bit.ly/x9cYsD
成人式(せいじんしき)とは、日本の地方公共団体などが、成人式を行う年度内に成人に達する人々を招き、激励・祝福する行事(イベント)。講演会やパーティーを開いたり、記念品を贈ったりする。
成人を祝う儀礼は古くからあり、男子には元服・褌祝、女子には裳着・結髪などがあった。文化人類学や民俗学では、こうしたものを通過儀礼(イニシエーション)の一つとして扱う。

日本における今日の形態の成人式は、終戦間もない1946年11月22日、埼玉県北足立郡蕨町(現:蕨市)において実施された「青年祭」がルーツとなっている。

◆成人の日 - Wikipedia http://bit.ly/xuexej
成人の日は、1948年に「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と法律で定められました。
現在は、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき1月の第2月曜日に改正されています。

◆成人年齢の引き下げ - Yahoo!ニュース http://bit.ly/wUS8Ud
民法で20歳と定められている成人年齢を18歳に引き下げることの是非が法制審議会で 検討されている。

◆成人の日|日本文化いろは事典 http://bit.ly/wzpXg1
成人を祝う風習は古来から存在していました。
男子は、髪を結い冠または烏帽子をつけ、服装を改め成人したことを周囲に示しました。
また、幼名から烏帽子名に改名する風習も盛んでした(元服・烏帽子〔えぼし〕式)。
女子の場合は"裳"という腰から下にまとう衣服を身に付ける裳着〔もぎ〕、髪を結い上げる髪上〔かみあげ〕、歯を黒く染める鉄漿〔かね〕(お歯黒)付けを成人の儀礼としました。
一方貴族のように位の高い人々のみにとどまらず、各地の村々でも村人たちが定めた成人の儀式が行われていました。
しかしそれは、現在のようにある一定の年齢(20歳)を越えれば成人といった年齢基準ではなく、例えば「1日に60キロの柴を刈って12キロ売り歩けたら一人前の男である」など、年齢に関係なくその行為が出来れば成人として認めるといったものでした。
これらの儀式は成年式・成女式などと呼ばれていましたが、明治以降一部の地域を除き、衰退してゆきました。

◆元服 - Wikipedia http://bit.ly/zh8O5q
元服(げんぶく、げんぷく)とは、奈良時代以降、男子の成人を示すものとして行われる 儀式のことであり、通過儀礼の一つである。
「元」は首(=頭)、「服」は着用を表すので、「頭に冠をつける」という意味。
加冠とも初冠(ういこうぶり)とも言われる。
なお、公家の女子の成人式は裳着(もぎ)と言う。
おおよそ数え年で12 - 16歳の男子が式において、氏神の社前で大人の服に改め、総角(角髪(みずら))と呼ばれる子供の髪型を改めて大人の髪(冠下の髻(かんむりしたのもとどり))を結い、冠親により冠をつける。

武家の場合は烏帽子親により烏帽子をつける(公家、及び、平氏系の武家では、厚化粧、引眉にお歯黒も付ける、源氏系は付けない場合が多かった)。
それまでの幼名を廃して元服名(諱)を新たに付ける。その際に烏帽子親の偏諱を受けることが多くなった。


◆元服式 http://bit.ly/xhgV5O
我国における冠、つまり元服については、書冊に見えるのは『聖徳太子伝暦』に太子が十九歳にして崇峻天皇の朝に冠し給うとありますが、『続日本紀』にある元明天皇の和銅7年に聖武天皇が皇太子にして元服を加え給ひしとあるのが始であるとされています。
◆人生儀礼 http://bit.ly/A7ntha
数え15歳の少年は、元服祝をいたします。
15歳とはかつての元服に由来し、武家の子息は元服を迎えると、神社で武運長久を祈りました。
元服とは、一人前の男として重要な責任と義務を負い、社会の仲間入りを果たす年令を意味します。
強い身体と精神力を持った「益荒男(ますらお)」として、雄々しく男らしく成長するよう願い、お祓いします。

◆万日元服式 http://bit.ly/A3ap8E
10000日で大人とする ≫.生誕10000日はそれ以前の4ケタから5ケタになる節目。
人生 最大の記念日だと言うことが分かりました。
ここで、ひとつ提案があります。
生誕10000 日をもって、現代の元服としましょう。
名付けて万日元服です。
この時点をもって一人前の大人と認めるのです。

◆烏帽子 - Wikipedia http://bit.ly/xiWKIn
烏帽子(えぼし)とは平安時代から近代にかけて和装での礼服着装の際に成人男性が被った帽子のこと。

◆烏帽子 http://bit.ly/yOmU1S
律令制の服制の中に「圭冠(はしばこうぶり)」という略帽の名がある。
これは中国唐代の「烏紗帽(うしゃぼう)」から来た被り物で、貴人が「礼服の冠」の下などに着用した帽子であるが、官人や庶民が日常的に着用した様である。
黒い薄物の布帛製ではあるが、形状は良く分かっておらず袋状の帽子だったのではと推測されている様だ。
これが後の「烏帽子」へと連なってゆくとされる。
「圭冠」と呼ばれた被り物が、遅くとも十世紀頃までには『烏帽子』へと変化した様である。平安末期の十二世紀には広く普及し、成人男子の一般的な被り物に成った。
「圭冠」は略帽として、また庶民の被り物として常時着用されていたが、『烏帽子』も同様に殿上人から庶民に至るまで、戸外は勿論、室内でも私服として常時着用されている。


◆裳着 - Wikipedia http://bit.ly/xqBEqL
裳着(もぎ)は、平安時代から安土桃山時代(皇族、貴族は明治時代)にかけて女子の成人を示すものとして行われた通過儀礼(男子の元服に相当)。
成人した女子にはじめて裳を着せるもので、着裳(ちゃくも)とも称する。
年齢は一定しないが概ね12-16歳(ただし戦国時代に於いては政略結婚に備えて8-10歳位に繰り上がった)。

◆裳着 http://bit.ly/yxRetU
裳着ってなに? 当時の女性(といっても12~14歳くらい)の成人式。
成人女性の正装で ある唐衣、裳を初めて着け、髪上げをします。
この唐衣、裳の姿がいわゆる十二単です。

◆裳着(もぎ) | 源氏物語 あさきゆめみし大事典 http://bit.ly/z56osc
光源氏が兵部卿宮に頼み、紫の上の裳着を執り行った。
これによって兵部卿宮は、紫の上の父であると認知したことになる。

裳着とは、女子の成人式のこと。初めて裳を着る儀式で、髪上げの儀式と共に行われる。貴族の女子はだいたい十二から十四歳頃の、結婚前に行うのが普通らしい。紫の上は光源氏と結婚した後に裳着を行ったので、普通の人達とは順番が逆になっていますね。
《源氏物語 あさきゆめみし 其の十一》