デフレ脱却という結果を早く出してくれればそれでいいノダ! | 加納有輝彦
2012-05-14

デフレ脱却という結果を早く出してくれればそれでいいノダ!

テーマ:ブログ

 日銀は、このまま国債買い入れを続けると、日銀の長期国債保有残高は12月末に92兆円と銀行券発行残高83兆円(市場に流通している銀行券)を上回る見込みであるという。

市場に流通している銀行券(お札)より日銀の国債保有残高が上回る事態は、自主規制である「銀行券ルール」が破られることになるのではないか。(銀行券ルールには抵触しない、というのが日銀の公式見解だ。※理由は割愛)


日銀は、思い切った一時的なものと言っているが。


 以上は、NHKニュースの内容の概要である。

NHKニュースのニュアンスは、銀行券ルールが破られることへの懸念である。あたかも、日銀が国債を購入し資金を市場に流すことに否定的であるかのようだ。


 しかし、よく考えてみるとNHKニュースが、このような懸念を示す必要があるのだろうか。国民の目線の報道であれば、とにかくデフレを脱却して欲しい、その成果を出すためにどんどん施策を打ってほしいというのがスタンスのはずだ。結果を早く出してくれというのが国民目線だ。

 政治家、官僚は、国民生活の向上のために「結果」を出すことがズバリ使命である。成果主義であるべきだ。

 NHKニュースが、このような銀行券ルールを逸脱するのではないかと懸念をすることは、お門違い、頓珍漢に過ぎないということだ。

 そもそも、幸福実現党の立場は、銀行券ルールもクソもない。お札を増刷りすればよいだけだ。そんなに銀行券ルールにこだわるなら、市場流通量を83兆円から92兆円に増やせばよいだけだ。

 今、大切なのは、結果を出すことだ。デフレを脱却することだ。この結果を出すこと、この成果を出すことだ。

 NHKが、そういう結果を出すこと、つまりデフレを脱却することにフォーカスせず、銀行券ルールを逸脱することで、マーケットの信任を失うなどとの給うのは、NHKは、自分の事を政府機関と思っているのではないかということだ。

 NHKが政府機関? 公共放送ではあるが、行政機関ではない。それは迷惑千万な話だ。

成果に、結果にフォーカスしたとき、デフレをこんなに長く放置すておくことは出来なかったであろう。いや、許されなかったであろう。

 なぜ、これほど成果を出せない政府、日銀に日本人は寛容でいられるのだろう。

やはり、それは、マスコミが自分を政府機関の一部と思っていて、つまり、政府と一体なのだ。
成果にフォーカス全然していない。官僚の言い訳を垂れ流し続けているだけなのだ。

 国民は、デフレ脱却という成果を出してくれれば、それでいいのだ。国民は、税金まで払って、成果を出せないダメ政府と官僚の肩を持つわけにはいかないのである。

 彼らの肩を持ち続けるマスコミは、政府・官僚の無能を隠ぺいする同じ穴のムジナ・政府機関に堕落したのである。

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