本日、無事に8周年を迎えました。お店の誕生日を迎える度に、そこに辿り着くまでの道のりを書き綴っていましたが、下書きを読み返したら7周年の時とほとんど内容が変わらなかったので(苦笑)、今回は、これから先の展望とかを自分に喝を入れるつもりで書いてみます。


希望ケース①:大きな箱に移転


 今まで何度も「お店が狭いから・・・」と大口の予約を取り損ねてきた当店。忘年会シーズン等によそが盛り上がっているのを横目に、悔しい思いならば散々してまいりました。現実的な話ですが、“大口団体、内容お任せ”というお客さんは非常にビジネスとして美味しい対象です。とりあえず、20人くらいは余裕をもって入れる規模のお店には常々憧れがあります。具体的に、栢山の万葉うどんさんの居ぬき物件なんかは立地的にも面白いかな・・・と考えています。目下の問題点としては、お店の規模が大きくなった場合、厨房のスタッフを増員しないと回らないのは当然なのですが、自分の手や目が離れたところで作られた料理を提供するということを己が受け入れられるか、そこら辺の意識が一番のネックでしょうか・・・。


希望ケース②:テイクアウト専門店


 開業以来8年間で一番痛感したのが、「接客が苦手を通り越して、もはや嫌い」ということ。単純に話すのが苦手というのもありますが、駐車位置・香水・話し方・メニューに目を通してくれない・子供の面倒を見ないなどなど、年々、神経質さに磨きがかかっているように感じます。テイクアウト専門店なら接する時間が短いのでもう少し頑張れるんじゃないかな…、とか、滞在時間が短いから、駐車位置に対して神経質にならないで済むだろうな・・・とか、単純に、隣のパン屋さんと連動してより一層お客さんを取り込めるんじゃないか・・・とか、前向きなイメージばかりです。内容としては、現実を考えれば、惣菜とプリンで挑戦したいと思いますが、個人的には「バームクーヘン」の専門店というのにも興味があります。


希望ケース③:職種はそのままに、店内改装


 予算等を考えればこれが一番現実的でしょう。3月上旬に2軒隣に新店がオープンしたということもあり、内装を拝見して、改めてこの店のレイアウトの無駄を痛感したり、単純にきれいな店内をうらやましく思ったりもしています。


 などなど、色々と希望ばかり述べてみましたが、それもこれもお店を継続することが大前提なので、こんな景気ゆえ、あまり大きなことも言えませんが、地道に継続して精進します。今後とも、どうぞよろしくお願いします。