FIT(固定価格買い取り制度)の7月からのスタートに向けて、太陽光発電を中心に全国各地で導入の動きが強まっている。


 太陽光発電の場合、比較的小規模から始められるため、自宅の屋根や未利用の工業用地、山林の南向き斜面などを活用することができる。今年7月から来年の3月までの最初の年度で、新規の設置がこれまで設置されている太陽光発電の半分に達するという予想もある。


 バイオマス利用も注目されている。価格が高く設定されることは導入拡大にとって良いことだが、木材の乱伐につながらないようにチェックが必要。


 再生可能エネルギーは地域分散型エネルギーであり、設置や管理業務が地方に雇用を生み出す。農業や林業との兼業も十分可能。


  再生可能エネルギーを積極的に進めて、脱原発を実現したい。