先日、自室に置いていたテレビを居間に運んできました。
前々からその必要性を感じていたからなのですが、ゲーム用のPCモニタ(RDT261WH)にはスピーカーがありません。
最近のPCモニタにはスピーカー付き、または音声出力端子が付いていたりしますが、うちのモニタにはそんな物は付いていません。
これはどうにかしたいが、なるべくお金はかけたくない。
そんな訳でめっきり使用頻度の減っていたサラウンドシステムに白羽の矢が立ったのでした。

現在の接続はこんな感じです。
ゲーム機➡MDR-DS7500➡RDT261WH

MDR-DS7500を簡易セレクタ代わりにする接続です。
この接続だとヘッドホンから音は出ますがモニタにはスピーカーがないので音が出ません。
そんな訳で映像とは別系統で音声出力をどうにかする必要性に迫られたのでした。
HMDIリンク機能が付いたAVアンプがあれば何の問題もないのでしょうが…。


<PS3編>
PS3はv3.00以降、音声同時出力に対応してます。
ただし、メインで選んだ出力以外は2chに制限されます。
PS3の場合は光デジタル出力端子が本体に付いていますので、サラウンドシステムに接続して終了です。
なお、PS2のケーブルをお持ちの方は、そちらを使っても問題ありません。
初期型PS3はHMDIリンク非対応ですから音声出力を別個に操作するのは想定内。
変に新型じゃなくて良かった(汗)。


<Xbox360編>
Xbox360の場合は、元々音声同時出力には対応してます。
ただし、光デジタル端子/オーディオ端子は本体ではなく、専用のAVケーブルに付いています。
実はこれが大きな問題で、AVケーブルのコネクタが非常に巨大なため、HMDIケーブルとAVケーブルが同時に繋がりません。
純正のHMDI AVケーブルを使うと問題は解決しますが、これだけのために追加出費もしたくない(汗)。

ネットで調べてみると、素晴らしい勇者がたくさんおられます。
自分もそれに倣い問題を解決しましたが、以後の内容はあくまでも『自己責任』という事でお願いします。
自分は、『鳥取の社長日記』様の記事を参照いたしました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
http://blog.livedoor.jp/remsy/lite/archives/51187383.html

なお、新型Xbox360(薄型)の場合は素直にHMDI AVケーブルを購入される事を強く推奨します。


1AVケーブルのガワを取り払います。

自分の場合、たまたまXbox360に付いていたD端子 AVケーブル使用しました。
ですので、このためにわざわざAVケーブルを買うならば少々高いですが素直にHMDI AVケーブルを買ってください。

これで一応、HMDIケーブルとAVケーブルが同時接続可能となります。

なお、D端子 AVケーブルの場合はスイッチを本体に近い方に切り替える事で光デジタル端子から音声が出力されます。
新規でHMDIケーブルを買う方は、プラグがなるべくコンパクトな物を選んだ方がベターです。
理由は後述します。

2HMDIケーブルのプラグを削り込みます。

ところが、このままでは両者のケーブルが少々干渉してしまいます。
気にならない方はこのままでもOKなのですが、少し気になったのでHMDIケーブルのプラグ上部をギリギリまで削り込みました。
photo:01



現在の状況です。
分かり易いように裏から白紙を当てています。
シールドが露出したので早急にビニールテープを巻かないといけないですが在庫切れです(汗)。
photo:02



3セロハンテープで一部端子を絶縁します。

実はこのままでは、ビデオ出力が切り替わるとXbox360は勝手に再起動してしまうため、その対策を行います。
なお、新型Xbox360(薄型)の場合、絶縁しても再起動は治らない、との事です。
よって、素直にHMDI AVケーブルを買ってください。

MDR-DS7500の出力を切り替えてしばらくすると省電力モードに入るためMDR-DS7500本体の電源が落ちますが、その際にも再起動してしまうため対策をする事にしました。
これは使用するAVケーブルによって異なりますので、それぞれお調べください。
D端子 AVケーブルの場合は、左から1~3番目の端子をセロハンテープで絶縁します。


これで、両者とも音声同時出力が可能になりました。
通常はスピーカーから音声を出しつつ、夜間はサラウンドヘッドホンが使える環境です。
次はリモコンを探してスーパーウーファーのレベルを下げないと(汗)。


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