レッスンで演奏を披露するのは、とても勇気の要ることですね。


ピアノ弾きはみな自分のではない楽器でなるべく普段通りの


音を出したいと思うけれど、先生の前でいきなり演奏して


100%のちからは・・・出ないですね。



緊張もします。


そうすると無意識に肩や腕・肘・手首などに力が入ってしまう。


力んだ状態で演奏すると、予想外な音を弾いてしまったりして、


余計に焦ったりして。



”間違えた時こそ、冷静にねニコニコ


とよく私は言いますが、でも人の心はそう言われてもすぐに


そのとおりに反応できなかったりします。


アタマではわかっているのですが、ね。


誰にでもあることですから、それは無理のないこと。


だけど、耳に入れておくだけで違うでしょう。


それが潜在意識のなかに少しでも入ればいいなと


私は思うのです。


もしかしたら3日後あたりに、家での練習で間違えて慌てたとき、


「ああ、こんな時こそよく聴こう。よく見よう。」


そんな風に、ふと冷静になれる一瞬があるかもしれないから。





そういう経験はいずれ本番で役にたつでしょう。


緊張したとき、レッスンで私のまえで演奏するとき、


胸を開くのもいいですね。(→両肩を後方に広げるようにする)


思考もですが身体を楽にすると、自然と演奏も楽になると思います。


何かをすれば100%ばっちりな演奏がオールウェイズ可能!


・・・というものはありません。


 人間ですから。

 生ものですから。


レッスンもライブです。


だからいつもと違うことがあるのは当たり前。


だけど”なるべく普段通りに”近づける努力は必要です。


場数を踏む(=レッスンで弾く、本番で演奏する)ことで、


緊張状態もある程度コントロールできるものだと考えます。



さて、本日のブログタイトル【やわらかい音】は、


心も身体も脱力できている状態だと出すことができます。


これは生徒さんだけでなく講師にとっても永遠の課題です。



本日のレッスンは休み明け2日目でしたので、


久しぶり(2週間ぶりくらい)の生徒さんばかりでした。


普段のレッスンから私は、この場所でも極力脱力できるように


いろいろ考えてご提案しています。


人がリラックスしている、つまり肩の力が抜けた状態なのは、


 ・笑っているとき


 ・幸せだなァと感じるとき


 ・たのしく遊んでいるとき

 

・・・あたりでしょうか。


一番いいのは笑うこと。


でも笑いっぱなしでは演奏できません。


だから、練習や演奏以外でその時間を取ることもあります。


本日のレッスンでも、生徒さんと真剣に音楽と向かい合いました。



しかし、私のレッスンではこの笑いも大事にしています。


(ΦωΦ)フフフ…。


何か面白いことを発言するorアイデアを提供する。


面白いオヤジギャグの場合、ネタは2つ以上披露しないと


先生からの本気の評価がもらえません(笑)。


また”シリーズもの”と呼ばれる私の教室独自の教材の


ネタ提供に結びつきそうな内容だと、


私から( ・∀・) イイネ!ボーナスハンコがもらえます。


土曜日の午後にレッスンのSくん。


ちょっと緊張すると、演奏にも検定等にも力が入ってしまいがち。


なので余計に私は彼を脱力させたくて(㊟自分が楽しみたいのもあります)


彼に有効的だと思われるアプローチを欠かしません。



それは教材での学びに結びつくものであったり、


モチベーションアップのためだったりします。



今日はその番外編で、Sくんのオヤジギャグがあまりにも


冴え渡っていたため、ここでも大絶賛ご紹介を。


Sくん、自分のピアノが終わったあとに


私の満足するギャグを言おうとアタマをフル回転させていました。


なんと・・・その数7つ。


そのうち私からのOKは6つ。


シリーズものの”さかなシリーズ”の話をしつつ、



 ・タイの体当たり


 ・カレイが華麗


 ・クマノミ、熊の実?


 ・ホッケのホッケー


 ・鮭を避ける


 ・平らなタイ



・・・いかがでしょうか?


( ・∀・) イイネ!と思われた方、いらっしゃいますか。


私のツボにはもうこの6つは全部ハマりました。



申し上げておきますが、レッスンが終わったあとです。


もうね、私を如何に笑わせるか。


どれだけレヴェルの高い発言ができるか。


豊かな発想、思わず考えた本人も笑っちゃうネタを


これからも家でもどこでも脳内で生み出してほしいものです。



こういうことを本気で喜ぶ先生も・・・珍しいでしょうか。


この記事を読まれたかた、


どうか「けしからぬ!」とお怒りになりませんよう。


Sくんには、そういう時間と機会が今とても必要なので


私はレッスン内でも推進しております。


本人も私も至ってお母様も妹ちゃんも、


至って真面目に音楽と日々向き合っているからこそ、です。


人から認められて自信を持つ。


それは演奏以外のところでも。


自信を持つことは全ての生徒さんに必要だと思っています。






音譜飛べ飛べ とんび 空高く


  鳴け鳴け とんび 青空に


  ピンヨロー ピンヨロー


  ピンヨロー ピンヨロー


  楽しげに 輪をかいて



  飛ぶ飛ぶ とんび 空高く


  鳴く鳴く とんび 青空に


  ピンヨロー ピンヨロー


  ピンヨロー ピンヨロー


  楽しげに 輪をかいて音譜






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