最近テレビでいじめに関するニュースを見た。昨年どこかの中学生が自殺した原因がいじめだとして、自殺した中学生の親がいじめていた同級生や市を相手に訴訟を起こしたというものです。以前にも似たようなニュースを見た記憶があるのですが、どうも違和感を感じます。

僕は中学生が自殺をしたことが、もし他者に責任があるとすれば、①いじめていた同級生、②学校、③自殺した中学生の両親、の三者に責任があると思う。その次くらいに学校を管理監督する役所にも少しは責任があると思うが、役所の責任よりは自殺した子の親の責任のほうが重いと思います。なぜ毎日一緒に生活していて、自分の子供が自殺してしまうほど精神的に追い詰められているのに気づかないのか?あるいは気づいてたとしたら、ちゃんと学校や先生にきちんと対策をして欲しいとかけあっていたのか?もしも親が学校や先生に何度もかけあっていたのに何も対策がなされなかったというなら学校や先生の責任は重いと思います。しかし親が自分の子供がいじめにあっていることを全く気がつかなかったというなら、親の責任のほうが重いと思います。親は自分の子供を守る義務があるし、そのためには子供に気をかけていなければなりません。

もう一つ踏みこんでいうなら、親がしっかりしている家庭の子供はいじめにはあわないと思います。もしも子供がいじめにあっているとしたら、その原因は親にあると僕は考えます。親がしっかりしていないから子供がいじめられるんです。もちろん直接いじめていた子供の責任も重いと思います。いじめの問題はいじめていた子供だけが悪いのではなく、①いじめていた子供、②担任の先生と学校、③いじめられていた子供の親、それぞれに責任がある。いじめられていた子供の親は学校や役所にお金を請求する前に、自らがもっと反省しなさいと言いたい。


いじめがあったのに、生徒に口止めをする先生や学校はまた別の問題で、とんでもないことだと思います。保身のためといじめていた子供の将来を考えてそういう行動をするのでしょうが、腐り切った行動です。とても教育者の行動といえない。たとえいじめがなかったとしても生徒が自殺した場合は担任の先生、校長先生は即辞めるべき、そういうルールを作るべき。生徒に自殺されるなんて教師に向いていない。あえていじめがなかったとしてもと書きましたが、子供が自殺するなんてのは、いじめがあったに決まっている。子供が自殺する他の理由なんてどう考えてもないでしょ。病気を苦にしてとか特殊なケースはあるかもしれませんが。


まあいろいろ好き勝手に書かせてもらいましたが、昔私が小6のときに同じ学校の小5の女の子で自殺した子がいました。私も何度かしゃべったことがある子でした。学校には報道陣もたくさん来てその子の担任の先生を取り囲んでいました。子供心にとても信じられなく、残念な悲しい出来事でした。いじめをなくすのは難しいのかもしれませんが、・・・なくなって欲しいですね。