2012古楽フェスティヴァル<山梨>を終えて(№1) | BIBLIOPOLY

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『2012 古楽フェスティヴァル<山梨>』にご来場下さった皆様、ありがとうございました。


そして関係各位の皆様、お疲れ様でした。


今年のフェスティヴァルはコンクール会場や展示・販売ブースの場所が今までと変わったので、少しとまどいましたが、大きな問題もなく無事終了することができました。


ビブリオポリは出展業者として、ほんの少しご協力しただけでしたが、実行委員会の皆様、審査員の先生方はフェスティヴァルの運営にあたり大変だったことと思います。


改めて皆様に御礼申し上げます。



さて、今回いらっしゃれなかった方々のためにも、古楽フェスティヴァルがどんな様子で開催されているかを知って頂くために、ビブリオポリ目線で少しずつお伝えしていこうと思います。



まずは、コンクールの歴史について。


古楽コンクールは第1回から第4回までミレーの絵画で有名な山梨県立美術館を会場として開催されていて、最初は演奏者に対するコンクールのみでした。


第5回から第23回までは、場所を山梨県民文化ホールに移して開催されていました。


長年コンクールが開催されていた山梨県民文化ホールは、大きくて音響的にも問題がなかったのですが、場所が街の中心街から離れているために、古楽を愛好する聴衆以外の方が集まりにくいという問題をかかえていました。


第24回は開催場所が甲府商工会議所に移りましたが、もっとコンクールの参加者を盛り立て、参加者と聴衆者が交流できる場を設けられないかということで、今回のスタイルになったそうです。


本来ならば、昨年からの予定でしたが、震災のため1年延期となり、今回初めて甲府商工会議所、甲府市社会教育センター、ギャラリー銀花、桜座、Alfie、Cotton Clubの6ヵ所に分散して開催されました。


【桜座の入口】

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そんな訳で、ビブリオポリが出展している桜座はコンクール会場とは場所が離れていて、これまでのように頻繁に行き来ができませんでしたので、コンクールの詳しい状況についてはご容赦ください。



街中の会場にはが、コンクール出場者や聴衆者の方々に加え、甲府の街の方も立ち寄ってくださって、賑わいがありました。


                          【ビブリオポリのブース】

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桜座にはクラヴィコードとヴァージナルが展示されていたのですが、どちらも普段触れるどころか、目にする機会もない楽器なので、皆さん興味を持って見ていられたようです。




BIBLIOPOLY 飲み物やお菓子の用意もあり、その他有料でコーヒーやお酒も飲めました。


それぞれに古楽談義ができてよかったのではないでしょうか。


私もいろいろな方々とお話ができて楽しかったです。


         【ビブリオポリの楽譜】

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【桜座内の様子】
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夜には印傳屋の会長さんもお見えになりました



他の会場の様子や予選通過者発表、桜座でのデモンストレーションの様子などについては、順次ご報告します。