ウィーン・フォルクスオーパーの来日公演を、東京文化会館にて。
ヨハン・シュトラウスII世『こうもり』
指揮:アルフレート・エシュヴェ
演出:ハインツ・ツェドニク
舞台装置:パンテリス・デッシラス
合唱指揮:トーマス・ベトヒャー
アイゼンシュタイン:セバスティアン・ラインターラー
ロザリンデ:エリーザベト・フレヒル
アデーレ:ベアーテ・リッター
イーダ:マルティナ・ドラーク
ファルケ博士:ダニエル・シュムッツハルト
オルロフスキー公爵:アルクサンドラ・クルーゼ
アルフレート:ヴィンセント・シルマッハー
イワン:ハインツ・フィツカ
フランク:ヨゼフ・ルフテンシュタイナー
フロッシュ:ロベルト・マイヤー
ブリント博士:ロマン・マルティン
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオーパー合唱団
ウィーン国立バレエ団
オペレッタの中で最も有名で、もう何度観たかわからないくらいの「こうもり」。今回も演出はツェドニクで、これは新国立劇場でも何度も上演されているし、4年前のフォルクスオーパーの来日公演でも上演されていて、実にオーソドックスで台本に忠実。その4年前の来日公演の際は、そのツェドニクがフロッシュを演じ、オルロフスキー公をコヴァルスキーが演じ、そしてアルフレードはなんとルネ・コロだったのだ。それに比べると今回のキャスト、正直、私が知っている歌手は皆無…
とはいえそこそこの水準の歌手がそろってはいる。今日一番素晴しかったのはアデーレ役のリッターだろうか。コロラトゥーラ技術はほぼ完璧だし、声量もある。ただ、舞台での姿はそれほど華があるというわけではない。その他の歌手だと、アイゼンシュタインはちょっと存在感が薄いし、オルロフスキーはやや不安定。アルフレードもロザリンデも割といいが、圧倒的にいいかと言われると少々微妙。フロッシュはまあ、ダメだったことがまずないが、今回も大変にいい役者だった。
オケもアンサンブルも、シュターツオーパーよりやっぱりちょっと落ちるな、というのが正直な感想である。ただ、シュターツオーパーのこうもりが気品にあふれているのに対し、フォルクスオーパーのこうもりはもう少しくだけていて取っ付きやすいところがある。シュターツオーパーはそもそも、こうもりが唯一上演されるオペレッタだから、扱いがそもそも違うというわけだ。
それにしても、このオペレッタは何度見ても最高に面白い。ストーリーを熟知していても何度見ても笑える。今日の上演もちょっとスパイスが利いたギャグが多数。
ヨハン・シュトラウスII世『こうもり』
指揮:アルフレート・エシュヴェ
演出:ハインツ・ツェドニク
舞台装置:パンテリス・デッシラス
合唱指揮:トーマス・ベトヒャー
アイゼンシュタイン:セバスティアン・ラインターラー
ロザリンデ:エリーザベト・フレヒル
アデーレ:ベアーテ・リッター
イーダ:マルティナ・ドラーク
ファルケ博士:ダニエル・シュムッツハルト
オルロフスキー公爵:アルクサンドラ・クルーゼ
アルフレート:ヴィンセント・シルマッハー
イワン:ハインツ・フィツカ
フランク:ヨゼフ・ルフテンシュタイナー
フロッシュ:ロベルト・マイヤー
ブリント博士:ロマン・マルティン
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオーパー合唱団
ウィーン国立バレエ団
オペレッタの中で最も有名で、もう何度観たかわからないくらいの「こうもり」。今回も演出はツェドニクで、これは新国立劇場でも何度も上演されているし、4年前のフォルクスオーパーの来日公演でも上演されていて、実にオーソドックスで台本に忠実。その4年前の来日公演の際は、そのツェドニクがフロッシュを演じ、オルロフスキー公をコヴァルスキーが演じ、そしてアルフレードはなんとルネ・コロだったのだ。それに比べると今回のキャスト、正直、私が知っている歌手は皆無…
とはいえそこそこの水準の歌手がそろってはいる。今日一番素晴しかったのはアデーレ役のリッターだろうか。コロラトゥーラ技術はほぼ完璧だし、声量もある。ただ、舞台での姿はそれほど華があるというわけではない。その他の歌手だと、アイゼンシュタインはちょっと存在感が薄いし、オルロフスキーはやや不安定。アルフレードもロザリンデも割といいが、圧倒的にいいかと言われると少々微妙。フロッシュはまあ、ダメだったことがまずないが、今回も大変にいい役者だった。
オケもアンサンブルも、シュターツオーパーよりやっぱりちょっと落ちるな、というのが正直な感想である。ただ、シュターツオーパーのこうもりが気品にあふれているのに対し、フォルクスオーパーのこうもりはもう少しくだけていて取っ付きやすいところがある。シュターツオーパーはそもそも、こうもりが唯一上演されるオペレッタだから、扱いがそもそも違うというわけだ。
それにしても、このオペレッタは何度見ても最高に面白い。ストーリーを熟知していても何度見ても笑える。今日の上演もちょっとスパイスが利いたギャグが多数。
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