お金のダメージ。 | 山部香澄 自己表現を生きる

山部香澄 自己表現を生きる

自己表現を生きるためのステップ。


こんにちは、香澄です。



昨日と今日、別の人とお金についてのいろんな話をしていて
気づいたことがあります。



お金についての価値観は人それぞれ。

食べ物に掛けるのが好きな人もいれば、
車の装備をカッコよくしたい人、
バッグならいくら持ってても満足できる人、
学びに自己投資にと吸収したい人、
ひたすら自由に、宿から宿へと旅して回りたい人、
人にプレゼントを買うのが好きな人もいます。

ホテル



ですが…、これがやりたくてもできないとき、
この一言で片付けてしまうことってありませんか。


「お金がない」


これって、言ってる本人も気づかないだけに
ダメージが大きいんですね。



そして、今を生きている日本人ならば
このような口癖を持つ理由が、本当に「お金がない」ってことはまれ。

本当の本当に困窮して、1円にも困る生活をしてる人って
実際には少ないはずです。

そういう面では、恵まれた国だから。


んで、「お金がない」とついつい言ってしまう思考について
もっと掘っていくと……人によってはこんな原因があり得ることに気づきました。





それは、
「お金の使い道について、口出しやダメ出し、無理強いされた」経験。


しかも、とくに理由も分からぬままに、それに従ってしまっていた。
それには出したくない、ホントは他のことがしたい、と言うことを我慢していた。


それが「お金がない」という口癖に出ちゃってるわけです。
なければ、イヤなことに出す必要がないからね。

ある意味、近くだけ見ればメリットなわけです。




ただ、これにはもちろん弊害があって…。

そういう思考回路の場合、
お金を本当に出したい、何かをやりたいときにも巡ってこないのです。


イヤなことを意思表示できずに我慢し続けるかぎり、
お金があったら困るわけですから。

無意識が全力で、その道を封鎖しようとしてくるわけ。


すんごく悪循環ですよね。


だから、「やりたくないことなのに、お金がかかってしまう…」
という選択は避けられるなら避ける、断わるのがオススメ。
(無理なら、なんとかして意義を見いだすか。苦しいけど(苦笑))


たとえば、
友達の好きなアイドルのライブに嫌々ついて行かされる。
頭数揃えるだけの飲み会にいかねばならない。

というケース。


*****


んで、もうひとつ。


実際のところ
「お金の使い道について、口出しやダメ出し、無理強いされた」

事実はただ、それだけだったのに。


これを
「自分の趣味嗜好・価値観を否定された」
「自分は自由にしてはいけないんだ」
「自分のお金使いのセンスは悪いんだ」
なんて捉えてしまう場合もあります。

自分の選択への自信も失ってしまう。


例えば、
子供の頃、大好きなお菓子を買ったらお母さんに怒られた。
学生時代に、好きな服を買って着ていったら友達に笑われた。

など…。



これが、「自分のお金の使い方、ダメなんだ」
と思い込んだまま気づかずにいたとしたら。

本当にやりたいことにはお金をかけられず、
いつまでも恐くてチャレンジできません。



こちらに関しては、本当に自分がお金をかけたかったこと、
望むことをひとつひとつ、やっていく他ありません。

否定されたときのダメージが大きいと、
初めは、のめり込むのが恐かったり、勇気がいるかもしれませんが。


それもきっと、やっていくにつれて楽しさの方が勝っていくでしょう。



自分に必要なお金を得て、
自分が必要なところに流す。

そのサイクルが回り出したら、
「お金がない」という口癖も少しずつ、減っていくのではないかと思うんです。



「お金の話をしたら、必ず人生の他のことに絡む」
と言いますが、本当にそうだなぁ~って思います。


続きはこちら






『メグと香澄のアートセレクション』…更新しました!

ファッションセラピー:メール講座

山部香澄のメルマガ