昨日は

仕事で知り合った方の

舞台を観にいってきました


昭和初期の小説家を目指す

モダンガールの日常

移り変わる 複雑な乙女心


ときめいたり 嫉妬したり

わめいたり 笑ったり


部屋の障子からのぞく

四季の変化

桜 紅葉 蝉の声


日本の四季の移り変わりと

乙女心の移り変わり


始まりはいつも桜で

終わりで 枯葉が散っていく

春夏秋冬

そうやって日常が過ぎていく

それが 生きているってこと


平凡は非凡に憧れるが

非凡にとって それは平凡で

平凡か 非凡か?と考えること事態が平凡で


型破りの小説を書く彼女に

お嬢様育ちでプライドが高く

生き生きとした小説が書けないと嘆き

八つ当たりする彼女にいう


あなたは恵まれているのよ・・・


恵まれていること自体も

もしかしたら

それは 不幸なことであって



紆余曲折の人生経験があるから

エネルギーが小説へと昇華し

生きた作品が書ける


生きた人生がるから

幸せであり

作品が生まれ


どっちがよいとはいいきれない


占星術の出生チャートで

苦労の多い星めぐりの人もいます


だけど

それは 型破りな小説をかける才能・・・

つまり 豊かな人生を歩むことができる

ラッキー配置でもある



平凡で平穏が幸せか?

占星術でいうよい星めぐりは

平凡で 平穏の 流れを幸運という


東洋風に吉凶だけの観点だと

世間が言う 平凡 を 吉 とする


母親は 娘が普通であることを願う


普通で居られること自体が

ほんと 幸せなのかもしれないし


だけど

強い星配置を持っている人にとって

平凡はストレスで


その人の本道を探り

気づかせるのが占いの仕事ですよね


17世紀 イギリスの占星術師

ウィリアム・リリーも


「どんな人間でもいいところがあるから

必ず生きる道があるから それを見出せ」


という 素晴らしい言葉を残しているようです



昭和初期

古きよき時代です


なぜか 最近は疲れると

古い日本映画を観ます


あの ゆったりと流れる

時間が恋しいのです


小津安二郎の映画

登場人物がつぶやく一言一言

本質ついています


あの時代で今の時代を

既に読んでます


やっぱり

大物はすごい



去年は忙しく

芸術鑑賞をする余裕もなくすぎていき

少し 余裕ができたことで

生きている心地がしてきました