衝撃的な本を読みました。

毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記/北原 みのり

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ご存知、3人の男性を殺した罪に問われて一審で死刑判決を受けた木嶋佳苗容疑者の裁判傍聴記です。

被告が不美人(十人並みでもマスコミにかかれば無理矢理「美人」に仕立て上げられるが、到底出来なかったということ)であるが故に、女性の関心を引き、男性には「あんなことが本当にあったとは思えない。嘘に違いない」と思わしめたあの事件。

本当に殺したのか冤罪なのかは謎ですが、木嶋佳苗が多くの男性に「モテ」て、多額の「援助」を受けていたことは事実だったようです。(生き残った(?)男性が実際に証言していた)

佳苗っていう人は、ほんまにびっくりするくらい、私と共通点がありませんでした。

異性に対して自信満々で、「お金は誠意だ」と金を出させる佳苗。

私なんか、学生時代に男友達によってたかって「ぶっさいくやな!」「お前で◯つ男いんの?」と言われていて、どことなくというか明らかに卑屈だったし、ロスジェネ世代で割り勘が当たり前、相手より金回りがよければこっちが奢る(→相手によっては調子に乗ってそれが当たり前に・・)という感じだったのに。

社会人になって5年くらい経って、新たに知り合う人々の反応から、「どうもそこまでのブサイクでもないらしい」と思うようになりましたが、「私みたいな女を良いと思ってくれる人はマニアのみ」という考えは変わることはないでしょう・・

ちなみに、最近になってその男友達どもに、

「あんたらが言うほど、私ブサイクじゃないみたいやねんけど?」

と控えめに抗議したところ、

「俺らそんなに言ったか?別にそんな悪くないやんお前」

と、いじめた方は忘れている様子。(確かにあんたら誰もそんなすごい美人と結婚したりしてないしな!)

女子校出身で「媚び」とか「かわいこぶりっこ」とか、男性のマジョリティに受けるところが全くなかったせいで、そのようにいじめられていたのかも知れないけど(代わりに異性の友達はたくさんいる)、

人生やり直したい!!

娘にはどうやったら自信をつけさせられるだろうか・・(多分似たような顔になるのだが)

と言ったことを、佳苗の本を読んで思ってしまいました。
みなさんも、平成の毒婦、木嶋佳苗との共通点を探してみてはいかがでしょう。




こちらは友人アルテイシアによるモテるオタクになるための本。巻末に私とアルテイシアの対談が乗ってます。読み返してみて、むっちゃおもろいですよ。
モタク モテるオタクになる恋愛ガイド/アルテイシア

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これらも台湾語訳出ます!
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