受験専門の心療内科　東大赤門　吉田たかよし

【受験ストレス対策４３】
試験の前夜に寝付きが悪くなったら、糖分が含まれているジュースを飲もう！
２０分以内に血糖値が上がり、脳が睡眠モードに変化する！

【解説】
試験の前日は、大半の受験生が、寝付きが悪くなります。

世間では、牛乳を飲むと、カルシウムの効果で眠れると信じられていますが、これはかなりマユツバ。


カルシウムには入眠を促す効果は見つかっていません。

副甲状腺ホルモンの分泌を抑えることでイライラを防ぐ作用はありますが、効果を出すのは飲んでから数時間後。


それより、ジュースを飲んで血糖値を一時的に上げたほうが、効果は確実です。

こちらは、飲んでから２０分ほどで効果が現れるので、即効性があります。

牛乳にも乳糖が含まれているので悪くはないのですが、脂肪の作用で、吸収に時間がかかるので、やっぱりジュースに軍配が上がります。


眠る直前のジュースは、メタボの原因になりますが、入試の前夜だけなら心配なし。

ぐっすり眠って、実力を発揮しましょう！