「依存」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。


あまり良い印象ではないかもしれません。

でもそれは大人になってからのこと。


乳児期・幼児期には十分な依存体験がなによりも必要なのです。

十分な依存体験こそが、将来の自立への大切な土台になります。



人間関係が作れない

引きこもり

社会に適合できない

自立に向かって動き出せない・・・などなど


このような問題の背景には

子供が育つ土壌を失いつつあることをあらわしています。


建築と子育てはよく似ているといわれます。


しっかりとした基礎工事ができてこそ、しっかりとした家が建つように、乳児期・幼児期の頃、親に愛されている安心感をしっかり持てることが健全に育つために欠かせない土台になります。


おなかが空くとおっぱいがもらえる

オムツがぬれて気持ち悪いと取り替えてもらえる


親に対する十分な依存体験の中で、子供は親に対する絶対的な信頼が育ちます。


自分は守られているし安全だ。


そんな感覚に包まれた子供には、自分の存在に対する自信も他者に対する信頼も育っているので、少し大きくなったときに、どんどん友達や人の間に出て行くことができます。


逆に愛されている安心感を得られない子供は、おどおどしてなかなか親から離れようとしません。


不安で出て行けないのです。

親の顔色を絶えずうかがう子までいます。


子供は友達と遊ぶ中で、喜んだり、悲しんだり、さまざまな感情体験を重ね、社会で生きる力を身につけていきます。


親の愛に背中を押されているから安心して自分をさらけ出せる。

それが他者にどの程度通用するか。

関わる中で他者との距離の取り方もわかるようになっていきます。


土台となる基礎工事がしっかりできていない子は、なかなか他者に交われない。

自信がないから、どういう行動をとったら親が喜ぶが、悲しむかと顔色を伺うようにもなります。

自分を表現するよりも、相手の評価を過剰にきにして、なかなか自由に振舞えない「いい子」を演じてしまうことが先に立つようになります。


自分をさらけ出せないので、他者と関わる力が育っていかないのです。


今の子供達はコミュニケーション能力に欠けるとよく言われますが、十分な依存体験を持てない育ちがその背景にあります。


「いい子」を演じ続けた子は、感情のコントロール、処理の仕方が会得できず、時に感情を爆発させたり、反社会的行動に出たりすることがあります。


子供は乳幼児期に十分に依存できてこそ、将来の自立への道が開かれるという肝心なところを見失わないでほしいと心から願います。



静岡新聞より一部抜粋


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