「3つのC」がストレスに負けない脳を作る!【受験勉強の医学講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし
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毎日、配信中の「受験ストレス対策ひと口メモ」から、今日は、こちらをプラスアルファ解説!
【受験ストレス対策124】
受験生は脳がストレスに強くなる「3つのC」を心がけよう!
チャレンジ、コントロール、コミットメント。
これを重視する米国の経営者はストレスに負けない!
【解説】
同じストレスを受けても、それを乗り越えられるタフな脳と、負けてしまう脳があります。
このようなストレスにどれくらい対抗できるかを「レジリエンス」といいます。
つまり、受験生も、レジリエンスさえ高めれば、受験のストレスを受けても、脳機能を保てるわけで、合格にもつながるわけです。
では、どうすれば、レジリエンスを高められるのか、重大なテーマだけに様々な研究が行われていますが、中でも注目されているのが、「3つのC」の理論。
チャレンジ、コントロール、コミットメントの3つを実践している人が、レジリエンスが高い、つまり、ストレスに負けなくなるということです。
この理論は、オリンピックに出てくるレベルなら、多くのスポーツ選手が指導を受けています。
おそらく、今回のソチ五輪でも、メダルをとった選手のうち、かなりが、この理論を実践しているはずです。
チャレンジ精神が旺盛だと、ストレスに負けにくいというのは、当然と言った感じですね。
誤解してほしくないのは、コントロール。
これは、自分をコントロールする能力という意味ではなく、自分がコントロールできることに意識を集中させるということです。
たとえば、オリンピックの場合、「金メダルを取る」と力むのはダメ。
ライバルが自分以上の結果を出せば、自分だけではコントロールできないことです。
それよりも、「自分ができる最高のプレーをする」ということなら、100%、自分自身でコントロールできることです。
普段から、こういうことを考える癖をつければ、レジリエンスが高まるということが研究で実証されています。
コミットメントについては、また、いずれということで・・・。





