君を憎んでいたかと聞かれたら
そうかもしれないと
そう答える
はやく忘れたかった
君がそうしたように
まるっきりわすれて
忘れてしまいたかった
でもなぜかな
いつもきにして
君から心が離れなかった
君が落ち込んでいそうな時は
心を痛めたし
君にとっては
迷惑千万なことだったろうけど
励ましたりもした
そんなことしたって
何にもなりはしない
僕にとっては
何にもなりはしない
そう思っていた
でもいまは思うんだ
僕は君を励ますつもりでいて
ほんとうは自分を
自分をなぐさめていたんだって
だから
もうやめようと思う
こんどこそ君を
忘れようと思う
ちゃんとひとりで
生きて行こうと思う