受験勉強の肩コリは「もむ」と悪化する!【受験勉強の医学講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

受験勉強の肩コリは「もむ」と悪化する!【受験勉強の医学講座!】

受験勉強の肩コリは「もむ」と悪化する!【受験勉強の医学講座!】

毎日、配信中の「受験ストレス対策ひと口メモ」から、今日は、こちらをプラスアルファ解説!

【受験に勝つ医学139】
受験勉強の肩コリは、「もむ」「たたく」より、凝った収縮・弛緩させるほうが効果的。
ストレスに加え姿勢を長時間固定することが原因。肌肉を動かせばいい。!

【解説

受験生を悩ませているのが頑固な肩コリ。

肩コリが悪化すると、応用問題を柔軟に解くという能力が、如実に低下します。

だから、対策が必要。


受験生の肩コリに限定して言えば、もむのはNG。

マッサージのプロならともかく、素人が自分でもむと、そのときは気持ちが良くても、固縮した筋肉に炎症を起こし、さらに悪化します。


それが頭痛に波及して、受験で大きな失点につながってしまった受験生が私のクリニックにも訪れています。

安易に肩をもむのは、受験に勝ち抜く上では
とっても危険!


受験勉強をしていると、頭を使うため、首・肩・背中の筋肉が収縮します。

そのまま、長時間にわたって姿勢を固定するので、筋肉に老廃物がたまってしまって、肩コリになるのです。


だから、対策は、その筋肉を収縮・弛緩させればいいだけのこと。

勉強中に頻繁に、肩を回したり、首を回したりして、筋肉を収縮・弛緩させれば、若い受験生の場合、これだけでほとんど解決しています。

こうした運動は、脳幹網様体を刺激し、脳機能を高める働きもあるので、受験生には、ぜひ、実践してもらいたいです。