ポール・アンカの「ダイアナ」-僕の英語の歌の原点 | 韓国語 英語トリリンガル♪楽習ブログ

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元フリーの英語・韓国語講師, 「なぞなぞ英語」編著者のブログです。最近はK-Pop のシークレット/시크릿、ココソリ/코코소리、TWICE LUNY/루니 の応援ブログ的な性格が強くなってますが、歌やドラマの台詞、ジョーク、ことわざなどは必ず語学力アップに役立ちますよ!

僕の英語の歌の原点、ポール・アンカの「ダイアナ」

かつて僕英会話成人クラスでときどき、ポール・アンカ/Paul Anka/폴 안카「ダイアナ/Diana」を教えました。

ベスト・オブ・ポール・アンカポール・アンカ/Paul Anka/폴 안카の代表曲の筆頭に挙げられる「ダイアナ/Diana」は僕が成人したとき以来のカラオケの十八番で、何よりも僕が初めて覚えた覚えた英語の歌でした。高校生のころだったと思います。

僕は中高の英語教師をいていた時期に授業で数多くの英米のポップスを取り上げて教えましたが、この歌は内容が強烈なラブソングだったので教育的には相応しくないと思い、教えませんでした。随分後に独立して、私よりも年上の生徒さんを対象に初めて教えることができるようになったとき、とても感慨深かった記憶があります。

カナダ出身のポール・アンカ/Paul Ankaですが、1957年にこのダイアナ/Dianaがいきなりビルボード第1位に輝くという華々しいデビューを飾ったのです。その後、1960年代中盤まで数々のヒット曲を放ち、ポップス界の大スターとなります。シンガーソングライターの元祖とも言えるでしょう。フランク・シナトラ/Frank Sinatra の代表曲として有名なマイ・ウェイ/My Wayも彼が作詞しました(フランス語歌詞の和訳?)。

この「ダイアナ/Diana」は自分のベビーシッターへの片思いのラブレターを歌にしたものだと言われます。ずいぶんとおマセな赤ちゃんだったんですね(笑)。

日本でもロカビリー旋風が起こった時期に山下敬二郎がカバーし、大ヒットを記録、日本語版が日本ではスタンダードとなりました。

では、歌詞付の動画をどうぞ!

DIANA by Paul Anka

I'm so young and you're so old僕は幼くて君は大人
This, my darling, I've been toldこのように僕は言われ続けてきた
I don't care just what they sayそんなの僕は気にしない
'Cause forever I will pray 永遠に僕は祈るから
You and I will be as free  君と僕が自由になること
As the birds up in the trees木々の間飛び回る鳥のように
Oh, please stay by me, Dianaお願い、傍にいて、ダイアナ

Thrills I get when you hold me close君が僕を抱きしめるとゾクゾクする
Oh, my darling, you're the most  愛する君が最高だ
I love you but do you love me   君を愛してるけど、僕を愛してる?
Oh, Diana, can't you see      ああ、ダイアナ、分からないのかい?
I love you with all my heart    心から君を愛してる
And I hope we will never part   君と離れたくない
Oh, please stay with me, Diana  ああ、お願い、傍にいて、ダイアナ

Oh, my darlin', oh, my loverああ、愛する人よ、恋人よ
Tell me that there is no other他には誰もいないと言ってくれ
I love you with my heart  心から愛してる
Oh-oh, oh-oh, oh-oh     ああ、ああ、ああ、ああ...
Only you can take my heart    君だけが僕の心を捕らえられる
Only you can tear it apart     君だけが僕の心を引き裂ける
When you hold me in your loving arms腕の中に抱かれると
I can feel you giving all your charms君の魅力をすべて与えてくれる
Hold me, darling, ho-ho hold me tight抱いてダーリン、きつく抱きしめて
Squeeze me baby with-a all your might全力できつく抱きしめて
Oh, please stay by me, Diana   ああ、どうか傍にいて、ダイアナ
Oh, please, Diana           ああ、ダイアナ、お願いだ
Oh, please, Diana
Oh, please, Diana 

各行末の赤字の部分に注目すると、二つずつペアになって発音がほとんど同じです。oldtold, saypray のように韻を踏むのが良い詞と言われています。この歌も韻はほぼ完璧ですね。

ちょっと珍しいテレビ出演の動画です。


あの、ラテン系スター、リッキー・マーチン/Ricky Martin ポール・アンカ/Paul Anka 本人を交えて、スペイン語と英語でカバーしていたんですね!英語の歌詞もちょっと変わってる!次にカラオケに行ったらぜひこのバージョンを歌ってみたい!スペイン語のところはもちろん、日本語と韓国語に替えて!


最後に、山下敬次郎日本語バージョンを!1990年台のテレビ番組での歌唱です。


僕がこの歌をカラオケで歌ったころはカラオケと言えば夜のスナック、パブへいくことでした。カラオケボックスなんてなかったのです。また、カラオケはまだ紙に印刷された歌詞ブックから目次を見て歌詞を探してそれを見ながら歌うというのが普通でした。当時はレコードと同様に「歌詞カード」と呼んでました。分厚い本の1ページだったんですけどね。

更に歌のリストはほとんどが日本の演歌と歌謡曲で、大ヒットしたスタンダード的な歌しかありませんでした。洋楽なんてあるはずもなく、あったのは日本語カバーがヒットした洋楽の日本語の歌詞だけでした。ですので、当時この歌詞を一生懸命覚えて、歌詞カードを見ずに英語で歌いました。ポール・アンカ/Paul Ankaエルビス・プレスリー/Elvis Presley らの曲以外は「哀愁のカサブランカ」「抱きしめてジルバ」「フラッシュダンスのテーマ」など、よく歌いました。

ダイアナ/Dianaは仕事仲間や学友達と飲みに行ったら必ず歌う(歌わされる)十八番になりました。僕のトレードマーク。いや、これしか歌わせてもらえなかったことも。今でも見ないで全コーラス歌えます。最近カラオケでわいわい騒ぐ機会がなく、この歌もご無沙汰しています。そろそろ久しぶりにカラオケで歌い放題したい!