見わたせば 青やなぎ
花桜 こきまぜて
みやこには 道もせに
春の錦をぞ
佐保姫（さおひめ）の 織りなして
降る雨に そめにける
（「見わたせば」明治14年11月 作詞・柴田清照 作曲・ルソー）
空はどこまでも青く、お日様はキラキラ輝いて・・・！
記録的な大雪に見舞われ寒さも続いていた折、
いつになったら春がやってくるのかと危ぶんでおりましたが、
今日はやっと暖かな一日となりました。
生徒さんの中には春が来たら嬉しいけど、花粉が飛ぶから
嬉しくない子もいますが、それでも季節は春へと向かって進んでいます。
レッスンに練習に集中するためにも、お鼻もお目目もスッキリさせたい
ところですね。夜もゆっくり寝たいでしょう・・。
幸いなことに私も娘も花粉症ではないので、そのご苦労が
あまりよくわからないのですが、見ていて辛そうです。
今日は先日の大雪のため振り替えレッスンの子が多かったです。
みんな元気よくレッスンにやってきました。
それぞれの個性がありますから、レッスンって面白い。
一つとして同じレッスンはなく、毎回のドラマがあります。
私はその個性の輝く可能性を広げたいと思っています。
輝く笑顔は寒い冬で凍えた心を解かしてくれる太陽のよう。
個性という光は、今日の太陽のように明るく温かいです。
「見わたせば」・・・この曲のメロディは「むすんでひらいて」と同じです。
フランスの思想家かつ教育者・ジャン・ジャック・ルソーが作曲したと
伝えられています。
詩は、古今集の
「見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける」
という歌から作詞されました。
佐保姫は春を司る女神。
佐保姫さま、このままずっと埼玉にいてください。
もう寒いのは懲りました（笑）。
明日も小春日和のようです。ほっと一安心。
本格的な春の到来が待ち遠しい・・・今日この頃です。
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