昨日のレッスンで大変うれしいことがありました。
ピアノを長く続けるのって、実は本当に難しい・・・。
でも良い演奏を目指して努力を続けていけば、
必ず成果が出ます。どの子にもそれは平等に。
その瞬間に立ち会えることは講師をしていてこれ以上ないくらいの
幸せなのです。
Sくんのその美しい音を、演奏を目の当たりにして、
私はあまりの感激のあまり言葉になりませんでした。
(・・と言いながら、「先生、なんて言ったらいいかわからないよ~」と
発言しましたが・・・(^_^;)。)
音をひたすら読んでいき、譜読みの苦労を軽くすること。
間違えても悔しくてもピアノに向かうこと。
繰り返し繰り返し・・・練習する習慣を身につけること。
脱力をして弾くこと。
これら全て、私が密かにSくんに課した課題です。
他の先生から私のレッスンに通いだして、一年とちょっと経ちました。
今まさにその成果が出ています。
昨日のレッスンは振り替えだったのですが(大雪のため、3週間ぶり)、
彼の演奏からはスーっと肩の力も、心の硬さも抜けているように感じました。
しかもSくん自身が・・・それってスゴイこと!・・・と自覚してない(笑)。
なんとも自然に、呼吸するように、水を飲むようにできていたのです。
お母様のおっしゃるには、
「音がスラスラ読めるようになったんです。
そうしたら弾くのも楽になりました。」
・・・当たり前のことであるのに、それができるようになった。
なんて素晴らしいことでしょう!
ご本人は至って平常心のようで。。
(それがどうしたんですか~?)
・・・的な?: *:・( ̄∀ ̄)・:*:
一気にグーンとエレベーターで上階まで行っちゃったのにね。
またはこの画像のように一気に花開いた梅さんのように、ね。
彼は脱力が最大の課題でした。
まだ完璧でないけれど身体が覚えたようです。
くるぽんでお手玉したり、私のお手本を動画で見ながら、
レッスンで体感しながら・・・できるようになった。
ピアノを弾くって楽しいけれど苦労もあるね。
これまで良く私のご提案に乗ってくれました。
そうして自分自身のチカラで掴み取った良い感触。
ピアノを弾く楽しみがさらに広がりましたよ♪
Sくん、先生は感動しているんだよ~!
わかってる? キミの可能性に乾杯=完敗・・だよ~。
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