みなさんおはようございます茂庵のニョロでございます
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平安時代から東寺を囲む築地塀の断面が市考古資料館で展示されています
高さ約3メートルの断面からは当時の工法が分かり来館者の目を引いています
老朽化した築地塀の解体修理に伴って市の埋蔵文化財研究所が2010~11年度に調査した塀の一部断面をはぎ取って保存した物が展示されております
東寺の築地塀は9世紀前半に造られて安土桃山時代の地震で倒壊した後は1598(慶長3)年ごろに再建されたことが分かっております
塀は土をたたいて固く締めて層状に積み重ねる「版築(はんちく)」という工法で造られているそうです
断面の下半分は5~10センチごとに重ねている一方で上半分は土の中に石が多く交じっていてあまり締められていないことが分かります
こういった当時の記憶を間近で見る機会はそうそうありませんので是非ご覧くださいませ
展示期間:7月16日まで
休館日:月曜
拝観料:無料
お問い合わせ:075-432-3245