『上を向いて…。』

さすがにこの齢になりますと、いろいろな事を思うわけで。

あれやこれや。

しかし、結果、やはり今後は、この齢だからこそ、上を向いて行こうと思うわけですよ。

胸を張って。

上を向いて歩いて行こう、と。

それは、涙をこぼさないためじゃない。

いくら上を向いていたって、涙はこぼれる時はこぼれる。

上を向いていれば、涙は美しく目尻からこぼれるかもしれない。
しかし、この齢になれば、その涙は、雫となってツツーと頬を零れ落ちるのではなく、なんかもう、頬に染み渡る。

結果、顔はベッシャベシャ。
鼻水だって垂れるしさ。

鼻水も粘度によっては染み渡るしさ。
鼻の下、ベッシャベシャ。

だけど、やはり、これからの人生、上を向いて歩こう、と思う。

なぜならば、上を向いていれば、顔の下半分および首のシワが伸びるからさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!