大事に | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

大事に

下記、夕刊紙からの抜粋です。
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20120824/bbl1208241122003-n1.htm

「両リーグを通じ最多の59試合目の登板となった山口鉄也投手(28)は、
2点リードの8回に登場し2安打1四球。なんとか無失点でしのいだが、
好調時のキレはない。

登板過多のブルペンを預かる川口和久投手総合コーチ(53)も、
たまったものではない。
「こうなったら壊れてでも投げてもらうしかない。
壊れたらゴメンナサイだよ。下(2軍)から上げてくる投手も見当たらない。
山口も“いっぱいいっぱい”だが、底力は持っている」と悲鳴に近い声を上げた。」

以上、記事より


これ、記者の受け取り方の間違いか文言表現の違いではないでしょうか?

もし本当であれば少し残念です。


もし山口選手がこの記事を見たら、どう思うでしょう。
私が山口選手でしたら、かなり戸惑います。


山口選手は、ここ数年巨人の好成績を支えている柱の一人です。

今年に至ってもMVP級の活躍と言えます。


そして年齢も若くこれから10年以上は長くトップを張れる選手です。
壊したら・・・ではいけないと思います。


大事に使って、長く活躍して貰うほうが球団にとっても得策です。


ましてや彼の代わりになる選手なんかそうはいません。育成しようと思っても
こんな逸材はそうそう出るものではありませんし。


もともと彼がここまで来るには、それなりの時間も掛かっています。

即戦力ではないわけですから。


そして他球団からすれば、山口選手の存在が大きいはずです。

彼がいるのといないのとでは、戦い方も変わってきます。

まぁ、何かの間違いなんでしょう。


大事にして欲しいですね。