ちょっとすてきな人間関係を僕にもたらしたくるりの名曲。 | NIPPON人の音楽を褒めよう。



くるり 「ワンダーフォーゲル」
収録アルバム:TEAM ROCK



ピコピコサウンドと切れ味の良いギター、そしてやっぱりくるりのグッドメロディー。この動画はライブだからCDとは違うんだけど、CDの方はピコピコデジタルサウンドとギターサウンドが綺麗に混ざり合っていて、デジタル歌ものとして好きになった始めての曲かも。

サカナクションや、もっと極端だとPerfumeとか、いまや当たり前なアレンジだけど、ワンダーフォーゲルを始めて聴いた僕は衝撃的でしたね。

シンプルなアレンジで耳に残るし、なんか上手にデジタルサウンドを取り入れてて、この曲は今になってもわたくしマイルドジェントルマンの曲作りに大きな影響を与えてます。

全然関係ない話しますけど、、この曲をよく聴いていた頃、自分が務めていた会社の同僚とはろくに挨拶もしないような関係で、仲は悪くないけど決して良くもない。

そんな雰囲気の中で働いてました。そんな人間関係が嫌で、挨拶くらいは笑顔でしろよ。とイライラしていたある日、エレベーターホールである女の子の同僚と鉢合わせしました。僕は少し気分が良かったのか、

「おはよう。」

と、自然に笑顔で自分から挨拶してみたんです。すると

「おはよう。」

と向こうも笑顔で応えてくれたんですね。その日から彼女とは毎日挨拶するようになったんです。

何事も自分から行動を起こさないと、相手は何もしてくれないし応えてもくれない。少し嫌だな。って環境だったりしても、それはみんなも同じかもしれない。

そういう時は自分から行動してみると、意外にあっさり解決してしまう事も多いんですね。いかに自分が文句ばっか言って何もしてこなかったか。。

「ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって、こんなにもすれ違ってそれぞれに歩いて行く。」

それは悲しいですよね。この曲を聴くと、あのエレベーターホールの事をいつも思い出すんです。



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