皆様は
『養護施設』と『教護院』の違いを
ご存知でしょうか...?
昨今、『明日...ママがいない』のドラマによって
クローズアップされておりますが、
詳しくご存知の方は少ないのではないでしょうか...
多くの方に実態を知って頂きたく本日も恐縮ですが
記させて頂きます!
昨日、最終回を迎え、子供達は各家庭に『里子制度』の元
引き取られる形になりました。
事情はどうあれ、ハッピーエンドという形になりましたね。
“魔王”こと施設長がポストを
「おまえがいなくなると、オレが寂しいんだ」と
引き取られる形になりました。
エンドロールは2人で行った遊園地...
「手放された子どもはつらいよね」
「手放した親も後悔していきなくちゃならない」
「どうしたらいいのかな?」
「それを考える。ずっーと考える」
「私も考える」
「みんなで考えるんだ」
とメッセージが語られましたね。
ドラマとは便利なもので、著者や脚本家によって
『視聴者』が納得する様に「手心』を加える事も出来ます!
また、『ハッピーエンド』にしないと
『視聴者』から苦情を寄せられてしまいます。
しかし、現実はどうでしょう!
人生というドラマには『編集』という便利な技術は使えません。
私の場合もそうでした...
教護院に送致にしたけど...親がいないだけの子供だし
『何も犯罪を犯してないんだから養護施設に変更してやろう!』
など...あり得ませんでした。
『虐待』も「編集してやろう』...ありません!
まさに
『事実は小説より奇なり』です。
『明日、ママがいない』では
養護施設の問題と同時に『里親制度』の
問題も提起しておりました。
ちなみに、
『里親制度』と養子(女)縁組みは違います。
大きな違いは
里親は無償ではなく有償です。
里子に十分な養育ができる手当てが公費で出ています。
一見、幸せそうに見える里子にも
悲惨な生活を送る子供もいます。
里子への虐待で明らかにされている虐待は
密室性が高いためほんの一部です。
良識のある里親の元で普通の生活を送る里子もいる中で
里親からの虐待を受けている里子もいます。
里親家庭でのネグレクト(育児放棄)
身体的虐待行為、わいせつ行為(チャイルドマレスター)
子供のためのお金の使い込み(公費)
虐待死などがあり報告されています。
例1
食事を抜かれてお腹が空いて、『何か食べる物を下さい。』
とお願いしたら、床にある犬の皿を指差して
『これでも食べれば?』
『食べなければ二度と食べ物はやらない。』
『飢え死にすればいい』と言われて泣きながら食べた。
例2
ある日、庭の草むしりをしてると
里親家族がピザをとって食べてた。
『いいな~、食べたいな~』と
思ってガラス越しに見てると、里親と目があった。
里親は立ち上がり、ガラス戸を開けて『食べたい?』と聞いた。
『食べたい』と言うと
ピザを一切れ庭に投げてよこした。
地面に落ちたピザを、悲しい気持ちでじっと見てると、
里親は『お前が食べたいと言ったんだ、さっさと食べろ』
と怒鳴った。
お仕置きが怖いからピザを拾い嫌悪感を
飲みこんで口に入れた。
そんな俺の姿を見て、里親家族は
ワっと笑いだした。
実子が俺を指さして『拾い乞食、拾い乞食』と
はしゃいでた。
今でもピザは食べられない。
『里親』は自分が『里親』を辞めたら
『里親』の数が減って児童相談所が困る事を
知っているからやりたい放題なんです!
これも、表面化されているのは、ごく一部のことです!
また、この場合も施設同様
『密室性』が高いため
表面かする事も少ないのが現状です!
『里子』達は言っても無駄と諦めたり
恥ずかしいと思い、口を閉ざしたりしています...
それでも、子供達は『生きよう』と『生きるため』に
精一杯の悪あがきをします!
信号も送っています!!
でも、気付いてもらえないのが現状です!
私も、『悪あがき』をしながらも『生きてきました』
この様な子供達を、沢山見て来ました。
以前にも記しましたが
私と10歳で自ら『死』を選んだ子もいました...
皆様の中にも
『明日、ママがいない』をご視聴なさって、少しでも
『親がいない子供達』の悲惨な現状を理解して頂ける方が
増えてくれればと願いつつ...
最後までお読み下さりありがとうございました!
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