前回の悔しさを、プラスのパワーに変えて、ライオンズをやっつけました。

ファイターズは、連戦の頭にいつも作戦会議を開きます。
その作戦のネタを集めるために、4人のスコアラーがいます。
ひとりはチーム帯同で、他の3人は、チームとは別行動の先乗りスコアラーです。
毎回、投手にが優位に戦えるよう、いっぱい情報を集めてきてくれます。
今回も、大事なゲームを前に、投手陣に勇気を与えてくれる貴重な情報をたくさん出してくれました。(感謝)

初戦は、吉川が見事な投球で完封勝利でした。(前回の借りをしっかり返した)
ブルペンから力みまくりで、ちょっと不安だったが、やっぱりマウンドでも力みまくっていました。
なんとか落ち着かせたいと思ったが、吉川の気合いの邪魔もしたくなかったので、ちょっと変なアドバイスをしてしまいました。
「どんだけ力んでもいいから、右手だけは自分で支配しろ」
吉川は、「はい!」と大きな声で答えてくれたが、次の回のウォーミングアップの5球が、ぎくしゃくしていたので、またまた不安な気持ちになってしまいました。
しかし、心配は無用でした。
その後は、安定感抜群の投球で、完封してくれました。
ゲームでの自分のペースの作り方を、完全につかんだようです。
(あの大きな返事は、おっさんに言われなくても、バランスは崩さないよという意味やったんやな)
レベルアップのスピードの速さに、驚かされます。

2戦目は、ウルフが先発でした。
ゲーム前にスコアラーが出してくれたデータは、札幌ドームと西武ドームの防御率でした。(ライオンズ戦)
なんと、札幌ドームでは、防御率0点でした。
そして、吉川が初戦でインコースを意識させてくれたので、ウルフは、安心して自分の投球に専念できました。
5回まで、ナイスピッチングでした。

6回のピンチで出てきたのは、宮西です。
完璧なリリーフ、かっこよかったです。
そして、石井、増井、久の必殺リレーで逃げ切りました。
ファイターズ自慢のリリーフ陣、大活躍でした。

明日は、台風接近中の九州で、ゲームです。(ホークス戦)
中村勝が、先発です。
すぐ、北海道にもどってくるので、待っててください。

ほな、また。

乾と斎藤佑が、1軍に合流しました。(モルケンの故障は軽傷)
ふたりとも、2軍でしっかり課題に取り組んでいたようで、調子よさそうでした。
どんな投球を見せてくれるか、とても楽しみです。