●抹茶(まっちゃ)
★抹茶(まっちゃ) http://p.tl/G3p0   http://p.tl/-eQ1
てん茶を挽臼(ひきうす)で1~3ミクロンの微細粉にひいたもの。... しだいに飲用が進んで室町時代には抹茶で茶道を生むに至ったが、中国では明(みん)代には廃れてその本家は釜炒(かまい)り茶に変わっていった。しかし、日本でも抹茶の飲用は一部にとどまり、大衆的なものにはなら ...
★碾茶(てんちゃ) http://p.tl/-xow   http://p.tl/yePl
蒸し製緑茶の一種。抹茶の原料。中国茶の一つである甜茶(てんちゃ)は別の物。
飲用時には抹茶(まっちゃ)にするが、挽臼(ひきうす)にかけるまでの状態を区別するため慣例でてん茶とよぶ。
★甜茶(てんちゃ) http://p.tl/yePl
中国茶の中で植物学上の茶とは異なる木の葉から作られた甘いお茶の総称。古くからある薬草茶の一つ。
★チャ【茶】 - 製茶と分類  http://p.tl/Pycs
... [執筆者:桑原穆夫] てん茶・抹茶 てん茶は一番茶期の覆い下園の芽葉を原料にした茶で、挽臼(ひきうす)にかけて抹茶にする前の状態をいう。蒸熱→荒乾燥→本乾燥→練り乾燥という単純な工程でつくられるが ...
★茶道(ちゃどう)http://p.tl/9EV
単なる喫茶ではなく、ある種の規範(茶礼(されい))に基づく喫茶行為の総体をいう。「さどう」とも読む。茶の湯ともいい... 抹茶であった可能性が大きいが、成尋は10年後開封で没し、帰国した弟子たちによって抹茶法が広まったという形跡もない。なお成尋は茶の湯とともにしばしば(薬)湯を喫している。 ...
★芸道(げいどう) http://p.tl/Xcns
芸能・技芸を日本独自のかたちで体系化したもののことを指す。
通常は、各種の武芸である日本武術、江戸期の公家家職に由来する有職故実・礼式、そのほか能楽、歌舞伎、人形浄瑠璃などの芸能、邦楽、茶道、華道、香道、書道、盆庭などをはじめとして、伝統工芸的な手工業、古典園芸など、ひろく技術を伝承する分野においてこうした観念が見られる。
★カフェイン  http://p.tl/96rr   http://p.tl/6hkb
多くの高等植物中に含まれるプリンアルカロイドの一種で、茶素とか、テインtheineまたはガラニンguaranineなどとも言う。化学名は1,3,7-トリメチルキサンチン。... 茶葉では高級なものほど多く含まれていて、玉露3.5%、抹茶(まっちゃ)3.2%、煎茶(せんちゃ)2.3%である。そのほか紅茶2.9%、インスタントコーヒー4.0%である。 ...
★石臼(いしうす) http://p.tl/yFWq   http://p.tl/YEPo
石臼(いしうす) [ 日本大百科全書(小学館) ] .(全1件)
ものを破砕、粉化する石製の道具。中石器時代以来、全世界的に穀物、肉類、顔料をつぶすためのくぼみの深い石皿として使われる。
... 室町時代から江戸時代にかけて普及し、五穀を粉にする農民の必需品であった。下臼に受け皿のある小型石臼は茶臼とよばれ、室町時代以来、抹茶(まっちゃ)生産に使われた。[執筆者:十菱駿武 ...
★ういろう(外郎)  http://p.tl/JBL8   http://p.tl/mzBx   http://p.tl/4yfs
... 現在は抹茶(まっちゃ)ういろう、漉し餡(こしあん)を混ぜた小豆(あずき)ういろうのほか、コーヒーういろうなどもあり、棹物(さおもの)にこしらえる。 ...
★外郎売(ういろう うり)http://p.tl/7EEk
歌舞伎十八番の一つ。いわゆる「曾我物」のひとつ『若緑勢曾我』(わかみどり いきおい そが)の一幕を一部独立させたものである。享保3年 (1718) 正月、江戸 森田座で初演。「外郎売実ハ曾我五郎」は二代目市川團十郎が勤めた。
今日では「外郎売」と言えばその劇中に出てくる外郎売の長科白を指すことが多い。俳優やタレントなどの養成所で発声練習や滑舌の練習に使われているが、漢字の読みやアクセントは幾種類かある。これは出典を何処から引用したかによる違いである。(例:一粒=「いちりゅう」「ひとつぶ」「健やかに成って・健やかに成りて」舌=「した」「ぜつ」 唇=「しん」「くちびる」など)
★宇治(市)http://p.tl/S4Ts
京都府南部、京都市の南東に接する市。宇治川が京都盆地に流出する谷口に位置する。... しかも宅地の増加によって茶園は減少しつつあるが、玉露や挽茶(ひきちゃ)(抹茶(まっちゃ))の高級品の産地として質を重んじ続け名声を維持している。また江戸時代は34軒の「茶師」によって統轄され ...
★宇治茶  http://p.tl/MmMz   http://p.tl/ed6K
京都府下宇治地方で産する茶。... 抹茶(まっちゃ)の生産地としての伝統と、新しい製茶法である煎茶や玉露の製法を生み出し、茶産地としての歴史的地位と製茶技術の高さで、茶の代表的産地となっている。 ...
★薄茶(うすちゃ) http://p.tl/WNO6   
抹茶(まっちゃ)の一種であり、その抹茶を使用して点(た)てる薄茶点前(てまえ)の略称。濃茶(こいちゃ)に対する語。薄茶と濃茶とは茶質による違いであり、それによって点て方にも違いが生じる。 ...
★雲脚(うんきゃく) http://p.tl/cif5
... 茶ノ泡早く滅(キ)ヘ浮雲ノ脚ノ早ク過ギ去ルガ如シ」と記すこともあって、雲脚すなわち粗悪な抹茶(まっちゃ)とされてきた。しかし、最近では、「茶少ク湯多クバ即チ雲ノ脚散ズ ...
★棗(なつめ)http://p.tl/YfOm
茶器の一種で、抹茶を入れるのに用いる木製漆塗りの蓋物容器である。植物の棗の実に形が似ていることから、その名が付いたとされる。
現在では濃茶を入れる陶器製の茶入(濃茶器)に対して、薄茶を入れる塗物の器を薄茶器(薄器)と呼ぶが、棗がこの薄茶器の総称として用いられてしまう場合も多い(その歴史に関しては薄茶器の項目を参照)。
★薄茶器(うすちゃき)http://p.tl/cTcH
茶器の一種で、特に濃茶を入れる陶器製の茶入を濃茶器と呼ぶことに対して、薄茶を入れるのに用いる容器を指す。通常は木製漆塗りの蓋物容器であるが、「棗」がこの薄茶器の総称として用いられてしまう場合も多い。
ただし、これらの木製茶器を薄茶器に用いる習慣は、あくまで江戸時代になって濃茶と薄茶を別の容器に入れるようになってからのものである。これは「名物」の多い茶入に対して木製茶器が低く置かれたからであると思われるが、本来は茶入と同様に用いられていたという事実は注意を要する。
★茶器(ちゃき) http://p.tl/OBIx
茶の湯において用いられる、抹茶を入れる容器の総称である。
主に、陶磁器製の「茶入」と木製器の「薄茶器」に大別される(各項目参照)。
日本における茶道では、通常茶入に濃茶を、薄茶器に薄茶をいれるという使い分けが定着しているが、これは江戸時代になってからの習慣である。
★茶道(さどう、ちゃどう)(茶の湯) http://p.tl/IRoN
湯を沸かし、茶を点(た)て、茶を振る舞う行為。また、それを基本とした様式と芸道。
元来「茶湯」(ちゃとう)「茶の湯」といった。千利休は「数寄道」、小堀政一(遠州)は「茶の道」という語も使っていたが、江戸時代初期には茶道と呼ばれた(『茶話指月集』『南方録』など)。海外では「Japanese tea ceremony(=茶の儀式)」として岡倉天心が紹介し、以後その名前で定着する。
主客の一体感を旨とし、茶碗に始まる茶道具や茶室の床の間にかける禅語などの掛け物は個々の美術品である以上に全体を構成する要素として一体となり、茶事として進行するその時間自体が総合芸術とされる。
現在一般に、茶道といえば抹茶を用いる茶道のことだが、江戸期に成立した煎茶を用いる煎茶道も含む。
★千利休(せん の りきゅう、せん りきゅう)http://p.tl/XZ9G
(大永2年(1522年) - 天正19年2月28日(1591年4月21日))
戦国時代から安土桃山時代にかけての商人、茶人。
わび茶(草庵の茶)の完成者として知られ、茶聖とも称せられる。また、今井宗久・津田宗及と共に茶湯の天下三宗匠と称せられた。
★茶入(ちゃいれ) http://p.tl/utRj
広義には抹茶を入れるのに用いる茶器全体を指し、狭義には棗に代表される木製茶器(薄茶器参照)に対する陶磁器製の茶器を指す。蓋には象牙が用いられ、蓋の裏は金箔張りが施されていることが多い。
古くは茶壺を「大壺」と呼んだことに対して「小壺」と呼ばれ、また「葉茶壺」(はちゃつぼ)に対して抹茶を入れる容器として「擂茶壺」(すりちゃつぼ)とも呼ばれた。現在では濃茶を入れる容器として特に「濃茶器」(こいちゃき)とも呼ばれる。