●時代劇小説
★じだい-げき 2 【時代劇】
明治時代以前までの時代に取材した劇や映画。
⇔現代劇
「時代劇」に似た言葉»  映画 演劇 活劇
★時代劇『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://p.tl/wmYp
時代劇(じだいげき)は、おもに明治維新以前の江戸時代、あるいはそれ以前の日本史上における古い時代を舞台とした、日本の演劇や映画、テレビドラマ等のジャンルである。日本の演劇・映画・テレビドラマ等は、「時代劇」と「現代劇」の2つのジャンルに大別する。時代小説も含めた語として、髷物(まげもの)、丁髷物(ちょんまげもの)ともいう
時代劇のなかでも、剣戟シーンをクライマックスにもち、新国劇に端を発する剣劇、剣戟映画を、刀の発する音を表現した擬音「ちゃんちゃんばらばら」を略したちゃんばらともいう。この語は、時代小説における同様の描写・情景をも含む

★かつげき くわつ― 0 【活劇】
(1)立ち回りの場面を主とする演劇や映画。アクション-ドラマ。
(2)演劇の立ち回りのような激しく派手な乱闘。
「路上で―を演ずる」

★きりあい ―あひ 0 【切(り)合い/▼斬り合い】
(1)互いに刃物で相手を切ろうとして争うこと。
(2)「切り合い勘定」の略。

★とりもの 0 【捕(り)物】
犯人を捕らえること。召しとること。
「―の名人」「大―」

★たちまわり ―まはり 0 【立(ち)回り】
(1)立ち回ること。工作すること。
(2)ある場所へ立ち回ること。
(3)芝居で演ずる乱闘・斬り合いの場面。
(4)つかみあい。とっくみあい。けんか。
「大―を演ずる」
(5)能の所作の一。子を探す母や、神がのりうつった者が歩きまわる体(てい)で舞台を一巡する短い動き。囃子(はやし)の演奏を伴う。「百万」「巻絹」などにある。広義には、カケリやイロエなどの類型の所作を含む場合もある。
(6)能の囃子の曲種の一。(5)の所作に伴う囃子。笛・小鼓・大鼓(曲目により太鼓も)で、徘徊(はいかい)するさまを表現する。

★おおたちまわり おほたちまはり 5 【大立(ち)回り】
(1)歌舞伎などの演劇で、激しい斬り合いなど。
→立ち回り
(2)派手な喧嘩。おおげんか。
「衆人の前で―を演ずる」
激しい、派手な立ち回り。演劇における大掛かりなアクションシーンを指す表現。また、派手な喧嘩を指すこともある。

★さつじん ―ぢん 0 【殺陣】
映画・演劇などで、入り乱れての激しい斬り合いの場面。たて。立ち回り。
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たて 2 1 【〈殺陣〉】
演劇・映画で、斬り合いや捕り物の場面の立ち回りの演技。また、その演技を振り付けること。
「―をつける」「―師」
演劇・映画で、斬り合いや捕り物の場面の立ち回りの演技
★殺陣(たて)または擬闘   http://p.tl/kmwN
舞台、映画、テレビドラマなどで披露される、俳優の肉体または武器を用いた格闘場面ならびに一連の動作のことである。広義に解釈すると現代劇、時代劇の区別や使用される道具に指定はないが一般的には時代劇において日本刀を用いた剣戟場面を表すときに用いられる用語である。これに関連して、その振り付けや指導を行う人を殺陣師(たてし)または擬闘スタッフとも呼ぶ。

★たてし 2 【〈殺陣〉師】
殺陣(たて)を考案し、立ち回りの型を俳優に教える人。

★時代小説(じだいしょうせつ) http://p.tl/3Y87
過去の時代・人物・出来事などを題材として書かれた日本の小説。現代の日本では、明治時代以前の時代(主に江戸時代)を対象とすることが多い。歴史小説との違いについては、歴史小説を参照されたい。

かつては大衆文学はすなわち時代小説であり、広く庶民に受け入れられた。一般に歴史小説との境界は曖昧であるが、過去の時代背景を借りて物語を展開するのが時代小説であり、歴史小説は歴史上の人物や事件をあつかい、その核心にせまる小説である。
★歴史 http://p.tl/iGgY
村上浪六、塚原渋柿園は、髷物と呼ばれる時代物を書いた。これ後の大衆小説の先駆とされている。大正2年、その出発点とされる、中里介山の『大菩薩峠』の連載が始まる。「大衆小説」という言葉が定着するのは昭和の初めであるが、大衆小説といえばすなわち時代小説を指した。

★刺客請負人(しかくうけおいにん) http://p.tl/Hl54
人情に厚い行雲流剣術の使い手が江戸の裏社会で生きる姿を書く森村誠一作の時代劇小説。もしくはそれを原作としたテレビドラマ。

★『柳生十兵衛七番勝負』 http://p.tl/uBnx
津本陽の時代劇小説である。文藝春秋刊。2005年からテレビドラマとしてシリーズ化された。